地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2009年9月5日放送分 ゲスト :片谷京子さん(能代市)

能代市の秋田県地球温暖化防止活動推進員である片谷さんをお呼びしました。 片谷さんは、推進員のほかに、「コンポスト見直し隊」という活動をされているそうです。ご家庭内の生ゴミを段ボールの中で腐葉土と米ぬかなどと混ぜて堆肥化するということで、そのやり方を、能代市を中心に広めているそうです。雨が当たらない軒下であれば段ボールを使った生ゴミの堆肥化ができるそうで、大島さんは「マンションのベランダでもできそう」と盛り上がりました。

そのほかに「ゴミナビボランティア」も行っているということで、詳しく伺いました。8月に能代市で行われた花火大会の会場のゴミステーションにて来場者がゴミを捨てる際にゴミの分別を優しく指導するボランティアだそうです。ゴミステーションで花火を見ながらできる楽しいボランティアなのだそうですが、今年は雨に降られ、花火は見れない、ゴミもほとんどでない、という大変な状況だったそうです。たくさんの人がかかわるゴミナビボランティアの話は、9月のテーマである「つなぐ」についてぴったりな内容でした。

能代市はゴミ袋が小さめで、また袋に世帯主の名前を書いてゴミを出さないといけない決まりがあるのに、それを守らず、別の場所から片谷さんの町内に分別のルールを守っていないゴミを捨てに来るような方もいるそうです。しかし、片谷さんは旦那さんと協力して、それらの不法なゴミをきちんと分別して回収してもらえるような状態にするのだとか。大変素晴らしいことで、大島さんと菊地は「大変頭が下がります」とコメントしました。その後、片谷さんは「きちんと分別をしてゴミを出してください」とラジオリスナーの方々へコメントをしてくれました。生ゴミの堆肥化および適正なゴミの分別は、ゴミの重量の主である水分を減らし、総重量を減らすことから、ゴミ焼却炉の負担を減らし、燃やす補助のために投入する石油系燃料の量を減らすことから、直接的ではないのだけれど、二酸化炭素削減に寄与する行為だと思いました。

最後に、エコ&リサイクルフェスティバルが9月5日(土)、6日(日)にあります。3000人のエコな人たちの協力が必要な二酸化炭素削減のプロジェクトなどがあり、皆さんの参加を呼びかけました。

【菊地セレクト音楽】
中村一義 / ここにいる
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