地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2009年10月10日放送分 ゲスト :中西節子さん(秋田市)、橋本正徳さん(秋田市)

秋田市の秋田県地球温暖化防止活動推進員である中西節子さん、橋本正徳さんをお呼びしました。10月のテーマが「食」ということで、中西さんからは、エコクッキングの仕方について教えてもらいました。大島さんの「エコ料理とはどんなものか教えてください」という問いに、 (1)食材を無駄なく使い切る(2)エネルギーを大切に使う(3)旬の時期になるべく地元の食材を(4)作る前から作った後も の4つのポイントを教えてくれました。特にマイバッグを持って買い物に行き、後片付けはエコタワシを使い、洗剤を使わないなど、料理を作るところだけではなく料理の前後も含めエコクッキングなのだという考え方に一同驚きました。一番気に入った料理は?という問いには、ごぼうの皮ごとチップスを教えてくれました。また、エコ料理のポイントは「つ・つ・に・ま・き」と覚えてほしいいうことで、これは「つ・包む、つ・漬ける、に・煮る、ま・混ぜる、き・きざむ」を意味しており、工夫次第で捨てていた皮も活用できゴミの量を減らせることを教えてくれました。実際に行ったエコ料理教室で、わずかに出たゴミを絞って水分を出すと半分の重さになったことから、生ゴミの水分を減らす重要さも話してくれました。

橋本さんは、10年前に雨水タンクの実用新案を所得して会社を興した話をしてくれました。全然売れなかったという話に一同笑ってしまいましたが、10年前に雨水の有効利用に目をつけられた橋本さんの環境に対する先見の目に一同感心しました。72歳というお歳である橋本さんは戦後の貧しい時代を過ごしたため、食べ物が豊富にあるのに捨てられるのがもったいなく、節約も兼ねてスーパーなどの夕方の時間がたち値引きした食材を普段よく買っていると話してくれました。また、近くの土地を借りて自分でトマトなどの野菜を作ってみているそうです。ただ、生ゴミを肥料にして実際に育ててみると、おいしく育てるのが意外と難しく、トマトに梅干の残さを肥料で与えたところ酸っぱいトマトが出来たそうで一同大笑いしました。戦後の苦しい時代を経験した人のお話を聞くと、「もったいないから」と言っている理由が、お金を節約したいからではなく、心からそう思っている方がほとんどですので、橋本さんのような年配の方のお話を少しでも多くの若い方に聞いてもらいたいね、というトークになりました。

ラジオの始まりのトークで、大島さんが普段「食」に関して気をつけているエコなことを話してくれました。それは、マイ箸やマイ食器を粉末スープと一緒に大きめのハンカチに包んで持ち歩いているものでした。くるくるっと、ひも解くとランチョンマットに食器が揃った素敵なランチタイムの演出にもなり、気分も良い小さなエコでした。(菊地がモテエコに認定します!)

【菊地セレクト音楽】
曽我部恵一 / 浜辺

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