三種町と秋田市の秋田県地球温暖化防止活動推進員である佐藤広美さん、大塚幸絵さんをお呼びしました。佐藤さんは、三種町で「Yショップさとう」というお店を営んでおり、地域のコンビニ的な商店だということでした。偶然ですが、菊地はその店を見たことがあり、なんの変哲もない駄菓子が売っていそうな普通の地域の商店でした。しかしなんとそこでは、中古やリサイクルの電化製品や、携帯の販売もしており、地域のエコショップとして、地元に根差したお店なんだそうです。はじめは普通の商店だったそうですが、エコの観点からリサイクル品の販売を思い立ったのだそうです。佐藤さんはリサイクル品の販売をする前は、人が使ったパソコンや服などは触ったりしたくない気持ちが強かったそうですが、中古の物品を取り扱うために古物商の資格を所得し、リサイクルした電化製品が売れていくようになると、その気持ちは全くなくなり、いまでは普通に触ることができるそうです。人は変ることができるんですね、と一同感心しました。 大塚さんは、環境カウンセラーの資格も持っている方で、多方面で活躍しておられる方でした。なぜ秋田県地球温暖化防止活動推進員になったか、という問いに「小さいころから大好きで読んでいる本があり、それが、おばあちゃんの知恵袋集のような本でした。それを実践したのがきっかけ」と答えてくれました。また「小さい頃は賢いおばあちゃんになりたかった」と話し、一同大笑いになりました。また環境に興味を持ったきっかけが結婚だったそうです。主婦として家にいるようになって、はじめのうちは家事などを、自分が何もできないことに途方にくれていたそうです。その時、小さいころから大事にしているその本の内容を実践してみたところ、家事がどんどん面白くなっていき、またとても環境にいいことに、気がついたのだそうです。またトマトのエピソードというのも話してくれました。それは、ある時イライラしてトマトを切ったところ、小さな種の中に発芽しているものがあったそうです。それを見た大塚さんはとても感動して、「かっこいい」と思ったそうです。「このトマトは生きてる」、と思った時、自分にもできることがあるはず、人のためといいながら多くのことは自分のためなんだ、と思ったそうです。大塚さんはその時「トマトになりたい」と思ったそうで、また一同大笑いしました。大塚さんはたくさんのことを実践していて、それはホームページで見てください、とのことでした。 人は変ることができるんだね、と妙に納得するお話をしてくれたゲストのお二人でした。 【菊地セレクト音楽】 |
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