地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2009年10月24日放送分 ゲスト :大澤隆さん(仙北市) 、保科恵一さん(由利本荘市)

仙北市と由利本荘市の秋田県地球温暖化防止活動推進員である大澤隆さんと保科恵一さんをお呼びしました。 大澤さんは、角館出身で、桧内川沿いの上流に実家があるため、子どものころから川遊びを通し自然と触れ合ってきたそうです。その頃の思い出から、時間に余裕がある年齢になった今、漁業協同組合に入り桧内川の環境管理や美化活動を行っているそうです。そこで気がついたのが、桧内川のゴミの多さだそうです。鮎が川を下る落ち鮎の時期には、川に刺し網を夕方から朝にかけて仕掛けるため、夜に川を見回りゴミが刺し網に引っ掛かっていないか確認するのだそうです。すると、昼には反射して見えにくかった川底のゴミが、夜に懐中電灯で照らすとたくさん見えるのだと教えてくれました。普段私たちが目にする昼の桧内川はとてもきれいに見えるため、その事実に一同驚きました。また大澤さんは普段、角館温泉花葉館の相談役という仕事をしており、施設内のゴミの分別はもちろんのこと、施設のレストランで出される食事に、地元で採れた鮎やキノコや山菜を出すことを心がけているそうです。お客様に温かい気持ちになってもらえるように努力しているそうです。

保科さんは、前回に引き続き2回目の登場でした。10月のテーマが「食」ということで、飲食店を経営している保科さんからたくさんの食についてのお話を聞きました。保科さんのお店は、由利本荘市にある「よしこの店 五厘」という居酒屋で、秋田県ウチエコ応援団に入っているそうです。寒い日に内側から温める鍋物を食べることを推奨しており、お客さんの食べたいものを聞いてから料理を作ることで、なるべく残さないようにしてもらう工夫をしているそうです。他には、飾り切りをしたニンジンなどの野菜の切り端は、ブイヨンスープなどに入れて野菜のダシを取っているそうです。徹底した工夫に一同感心しました。さらに保科さんが作った「あ!きた」という地産地消のドレッシングを紹介してくれましたが、保科さん曰く、このドレッシングは「自賛自奨」なんだとか(笑)また、保科さんのお店は「あきた環境優良事業所」に登録されており、認定証をお店に飾ってアピールしているそうです。実際に冷暖房費や電気代の削減ができてとてもいいよと話してくれました。飲食店などの事業所からの二酸化炭素排出量を抑える努力をしている保科さんが、ラジオ放送後に大澤さんに「あきた環境優良事業所」の登録を勧めていて、すごいなぁと思いました。

大澤さんからのイベント告知で、11月3日(火・祝)に角館温泉花葉館の裏手の広場に桜を植樹するイベントがあるそうです。対象は仙北市内の小学生で保護者同伴でなるべくおねがいします、とのことでした。

【菊地セレクト音楽】
COIL / 64


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