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![]() あきたエコマイスター、省エネルギー普及指導員でもある根本さんは、団体としての活動ではなく、ご自身の活動について教えてくれました。退職された平成16年から環境家計簿をつけており、5年間で二酸化炭素量に換算して17%の削減に成功したそうです。年々少しずつ減らしていったそうですが、一番のポイントは家のリフォームだと話してくれました。大島さんから、築何年くらいのお宅なんですか、という問いに、「ざっと築280年」と答え、一同「えー?!」と驚きの声をあげました。今では梁などしか残っていないため、見た目はそんなに古いようには見えないそうです。17%も削減したコツは、ライフスタイルを無理なく少しずつ変えることだそうです。車の排気量を小さいものに変え、車から自転車、徒歩と移動のスタイルなどを変えていったそうです。最後に、「自分がこのような省エネをするのは簡単だが、大切なのはみんなでやること。テーマを見つけて何かやってみよう。塵も積もれば、と言いますから。」とメッセージをいただきました。 同じように、あきたエコマイスターであり、環境カウンセラーでもある工藤侃さんからは、ご自身の町内会での取り組みについてお話を聞きました。工藤さんが町内会長をされている大館市たつみ町町内会で、昭和51年から33年間続けてきた町内の環境美化活動が評価され、知事特別賞をいただいた実績を持っているそうです。現在は、大館市内の町内会を含む6団体と一緒にテンプラ油の回収を行っており、年間で1400リットルものテンプラ油を回収し、バイオ燃料(BDF)に変えているそうです。作られたバイオ燃料(BDF)は大館市の公用車など25台を動かしているそうです。また工藤さんは、大館市の人材登録制度に環境教育の分野で登録しており、経験を生かして大館市の小学校や中学校に出前授業をしているそうです。授業でどんな工夫をしていますか、という大島さんの問いに「木質ペレット、BDF、や石鹸など実物のサンプルを見せると、生徒さんたちは反応がいい」とこつを教えてくれました。 お二人とも、できることや地域の身近なことからいろんなことをされていて、やわらかな物腰と実直な人柄がとても印象的でした。 案内:「秋田県あったまろうキャンペーン」 【菊地セレクト音楽】 |
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