地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年1月30日放送分 ゲスト :山本久博(秋田県地球温暖化防止活動推進センター長)
:福岡真理子(秋田県地球温暖化防止活動推進センター事務局長)

くるくるCOOOOOOLの最後の放送日となり、秋田県地球温暖化防止活動推進センターの山本久博センター長と福岡真理子事務局長の二人から、今までの振り返りと今後の地球温暖化に対する展望などを聞きました。

まず大島さんから山本センター長へ、元日の新聞(秋田魁新報)に載っていた「風の王国プロジェクト」についてのこれはどんなプロジェクトなのかという質問がありました。それに、「2年前から少しずつ積み重ねてきたプロジェクトで、秋田に風車を1000基建てようという構想のもので、秋田県の風を産業資源としてとりあげるのが目的です。クリーンなエネルギーを作り出すため、風車を作る工場を秋田に誘致し、作ってはすぐに秋田の海岸に立てていく構想です。基本的には秋田に吹く風を利用しようという考えですが、エネルギーを利用するだけではなく、風車を作る産業もほしいという考え方です。50年後に向けて種をまく勇気が必要で、全国でも屈指の秋田の風のエネルギーを利用して秋田を活性化しようというために、風車は1000基が目標と話しています。しかしこの数は単なる大きな数のイメージであり、全国でも最大級のものを作ろうという、県民をあげた構想だということです。」と答えてくれました。

福岡事務局長からは、「たくさんの秋田県地球温暖化防止活動推進員がくるくるCOOOOOOLに出演したが、このラジオが初めての推進員としての活動だったという人もいました。研修を受けても「伝える」という活動に踏み出せない人が多い中、ラジオがきっかけだったというのはとてもうれしい。」と感想を話してくれました。また、山本センター長からは、「我々のネットワークの中で、推進員の活躍はうれしい。彼らが、草の根活動で埋もれてしまわないように心がけていきたいと思っています。ラジオに出たのは126名の推進員のほんの一部だが、みんな真摯に地球温暖化や環境に対して活動していると感じる。地球温暖化や環境を考えるといろいろと制約が多くなるものだが、わかる人たちはしっかり未来が見えてきている時代で、そんな中で損得に関係なく協力してくれているのが推進員です。推進員を中心としたみんなの力が、増えてまとまったら秋田は変われます。去年、元環境大臣の大木浩さんが地球温暖化問題は人災だ、と言い切ったのがセンセーショナルでした。人災だから我々の手で戻さなければいけない、ということを伝えていかなければいけない。我々の仕事は50年先の時代の子どもたちから後ろ指さされないように 子どもたちからよかったありがとうと言ってもらえるような活動なのです。」と話してくれました。

自然も人材も秋田は他に負けていないね、とみんなで納得しました。

最後の大島さんと菊地のトーク
大島 今まで出演した方はほとんどの方が10〜15年前から気がついていたと話していたことが印象的でした。この番組が放送されていた年には、気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)があり、まさに時代の転換期だったと思います。番組は終わりますが、これからはアクションを起こしている人や、これからしたい人など、いろんな人をつなげていく「かすがい」のような役目を担っていきたいと思います。

菊地 いいですね、50年くらい続けてくださいね(笑) 私は、たくさんの方の話を聞いて、地球温暖化という壮大なことにチャレンジしていくことが大事だということを改めて再確認した半年間だったと思います。ゆる〜くそんな雰囲気が作れたと思います。半年一緒にやってきた大島さんが一番変わったことが一番うれしい。

大島 自分が一番変わったと感じます。今まではエコや環境にいい話を聞いても「ふーん、そうなんだ」で終わっていたのが、番組が終わる今ではなんでも調べるようになりましたよ。

菊地 素晴らしい! 自分で調べることが一番大切なんです。これからは、大島さんもリスナーのみなさんも、秋田県地球温暖化防止活動推進センターに気軽に遊びに来てくれれば嬉しいです。


【菊地セレクト音楽】
さよならCOLOR / SUPER BUTTER DOG

戻る