地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年8月28日放送分 ゲスト :GO-PAN(ご・ぱん)代表吉野輝彦さん

ゴミ削減・リサイクルストリートからGO-PAN(ご・ぱん)の代表吉野輝彦さんが、ブースに遊びに来てくれました。この「ご・ぱん」というお店は、究極のゴミ削減パン屋として有名です。なぜそんなゴミがでないのですか?という大島さんの問いに、「2001年から営業していますが、始めは分別をきちんと行っている程度でした。お客様とのやり取りの中で環境に配慮した活動を進めていった結果です。」と答えてくれました。実際にどんな取り組みをしているのですか?という大島さんの問いに、「3Rの徹底を行っています。まずリデュース、おいしいパンを余らない量だけ作ります。また詰め替え可能な材料やゴミの少ない材料を選んで使います。次にリユースですが、食パンなどのパンが余ると、次の日にラスクに加工したりグラタンに入れたりして、再加工します。また店で販売しているプリンやピクルスなどは瓶をデポジット制にして瓶を返すと返金します。最後はリサイクル、野菜くずなどは肥料にして畑の土に戻します。」と答えてくれました。おいしいパンをあまらない量で作る、というのは基本中の基本なことなのに目からうろこでした。最終的には、1週間で45リットルの袋1個だけしか出ないそうです。(以前は4個ほど出ていた)
会場をご覧になって、他に気になるブースがありましたか?という大島さんの問いには「秋田菜の花ネットワークなどの廃油のリサイクル関係です」と答えてくれました。廃品回収の車のように、廃油を上手に気軽に回収するシステムができればいいのに、と答えてくれました。
 最近の取り組みとして、マイバッグを持参してくれたお客様がいらっしゃると1人当たり5円を売り上げから貯金していき、約3年で3万円貯まったのでそのお金で「ご・ぱん」オリジナルのマイバッグを作製したそうです。「幸せとは共感すること」という意味の英語が書かれ、デルフィニウムの花の絵が描かれており、底が広くパンを運ぶのには適したものでした。デルフィニウムの花言葉が「幸福をふりまく」で、お客様を大切にする「ご・ぱん」らしいバッグでした。持参いただいたのは去年作ったもので、あまりの人気のためすでに在庫はなく、今年また新しいものを作るそうです。いつお配りするのですか?という問いに「11月3日のオープン記念日から配る予定です」と答えてくれました。秋田市泉中学校の向かいにあるというお店は、木曜日から日曜日まで11時からオープンしているそうです。「このようにラジオに出演したりすると、お客様がわがことのように喜ぶんです」と、うれしそうに話してくれ、お客様を大切にしお客様との関係が素敵であることを感じさせる吉野さんでした。個人的には、「モテエコ」だ、と思いました(大島さんからなんでもモテエコにつなげる、と軽く怒られました笑)。


菊地セレクト音楽    頼りない天使(SWEET DREAMS for fishmansより)/UA
大島さんセレクト音楽  CAN'T HELP LOVIN' YOU/ザ・メルシーズ

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