地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年9月18日放送分 ゲスト :癒しの川に癒しの木橋を架ける会 保科恵一さん
再生エネルギーストリートから、癒しの川に癒しの木橋を架ける会の保科恵一さんが来てくれました。なんと保科さんは、くるくるCooooooLには3度目の出演でした。過去には、ご自身の経営する「よしこの店 五厘」で行っている緑のカーテンについてなどで出演していただきました。この会は、いったいどんな会なのですか、という大島さんの問いに、「お店に飲み会で集まったメンバーが、地元の環境のことを考える会を作ったのがきっかけ。会のメンバーの本間邦夫さんが特許取得したプレストレスト工法の木橋を由利橋に架けるのが当初の目的だった」と答え、癒しの川とは、心と体を癒す川づくりの理念を構築するということで、国土交通省が中心に子吉川に命名した愛称であることも教えてくれました。実際に秋田県内では、法体の滝(鳥海山)、太平山、森吉山に木橋が架かっているそうです。今では、プレストレストバイケーブル工法という新工法の木橋を中心に架けているそうです。法体の滝に架けた木橋は2.7トンもの重さの雪の荷重にもびくともせず、その耐久性をアピールできたそうです。保科さんは、木で橋を作ることはコンクリートで作るより温暖化効果ガスを減らせると話してくれました。木材の使用は、生産→使用→廃棄という環境影響評価/LCA(Life Cycle Assessment)の長いスパンで見ると、地球に優しいということを理解してもらいたいと思います。
 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、同じ地域のつながりで、株式会社鳥海リースを上げてくれました。廃食油を回収している保科さんの地元の由利本荘市の会社で、またさらに廃プラスチックの回収も手掛けようとしている会社だということから、大島さんが何か賞をあげるとしたらなんですか、という問いに、保科さんは「がんばっているで賞」をあげたいとのことでした。
環境に配慮した活動を続ける人が経営するお店には、環境のことを考え行動したい人が集まり、実際に様々なことを行う、という正のスパイラルが生まれるものだなぁと思い感心した菊地でした。(くるくるCooooooLに初めてのメッセージが来て、とてもうれしかった日でした)


菊地セレクト音楽    MAMA AFRICA/Leyona×Funkist×Latyr Sy
大島さんセレクト音楽  Just be cool/The Bawdies

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