地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年10月2日放送分 ゲスト :能代市環境産業部商工港湾課中心市街地活性化室 室長 松橋優悦さん
まちづくりストリートから、能代市環境産業部商工港湾課中心市街地活性化室の室長である松橋優悦さんが来てくれました。松橋さんは、職員のご自宅に眠っていた自転車2台を有効利用し、まちなかの情報収集を行っている能代市環境産業部商工港湾課中心市街地活性化室の取り組みを紹介してくれました。「でらっとまち中号」(でらっと、は秋田弁でまるごと、の意)と名付けられた自転車に乗って、商工港湾課の職員がまちなかのイベントに行ったり本庁での会議に乗っていったりと毎日使っているそうです。自動車と何か違いがありますか、という大島さんの問いには「車に乗っていると大きな看板しか目に留まらないが、自転車に乗っていると小さなことに気づくことが多い」と話してくれました。イベントやランチ情報、気がついたことなどを、「能代まちなかブログ」というブログに掲載しているそうで
http://blog.livedoor.jp/noshirofan/)、毎日100〜200のアクセスがあるそうです。秋にお勧めの自転車スポットを教えてください、という大島さんの問いに、米代川沿いのコスモスロードがとてもきれいだと教えてくれました。
 能代市で自転車を使った町づくりが盛んな理由の一つに、合併前の旧二ツ井町で400台以上の放置自転車をチャリンジャーと名付け、レンタルサイクルの事業を行っていたことが挙げられました。今では、能代まちづくり合同会社が、能代駅前にビジターセンターを作り、200円でスポーツタイプの自転車や電動アシスト自転車を貸し出しているそうです。ここ最近では、9月に入ってから利用が伸びているそうで、今年の夏は暑かったから涼しくなったからだろうね、と一同納得しました。
 自転車に関するお知らせもありました。10月17日に「秋を体験、サイクリングツアー」というサイクリングとバーベキューをセットにしたツアーを募集しているそうです。バーベキューは地産地消で、地元のネギや肉などを使うそうで、申し込みは0185-88-8161 能代まちづくり合同会社まで、とのことでした。また、10月23日、24日は能代市の産業フェアがあり、木材関係の出店が多いので、奮ってご参加ください、と話してくれました。特に、建具店フェアと称し、組子やコースターを作る体験や、柱建てを行い餅まきまで再現するなどのイベントもあるそうです。秋田杉で作ったコカリナ(旧二ツ井町で製作)も紹介してくれました。
 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、木質土木構造物研究会の秋田杉の間伐材で作った木製ダムの存在をあげました。発想の転換がとても興味深かったと話してくれました。能代という町は、木の町と言われていますが、自転車を使ったコンパクトな町づくりも進めており、町全体が二酸化炭素を減らす努力を常にしているモテエコタウンだなぁと(こっそり)思った菊地でした。

菊地セレクト音楽    静かな日々の階段を/Dragon Ash
大島さんセレクト音楽  花火/山崎まさよし

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