地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年10月9日放送分 ゲスト :株式会社カネヒコ代表取締役 阿部大助さん
協賛企業ブースから、株式会社カネヒコの代表取締役である阿部大助さんが来てくれました。どんな会社なのですか、という大島さんの問いに、コピー機やパソコンなどのOA機器、筆記用具などの文具、事務用品などの販売とそれら機器類のメンテナンス、サポートを行っている会社です、と説明してくれました。秋田県地球温暖化防止活動推進センターの事務用品はすべてカネヒコから購入しており、いつも代表取締役自ら持ってきてくれるんですと菊地が説明すると、大島さんはびっくりしていました。環境に配慮した商品というのはどんなものがありますか、という大島さんの問いに、阿部さんは「Energy Starマーク」「グリーン購入法適合マーク」などの商品を挙げ、また、コクヨが自らの製品に「環境に配慮していない製品」には「エコバツ」という×印のつけていることも紹介してくれました。また、最近ではこのような商品を選ぶ事務所や会社が増えてきているそうです。
 菊地からは、秋田県地球温暖化防止活動推進センターは環境省の事業が多いため、報告書に使用する紙やインクなどに厳しい基準があることを説明し、阿部さんに注文すると、適当に注文してもちゃんと適合している商品を持ってきてくれるのでありがたい存在です、と普段のお礼をさせていただきました。また、阿部さんから最近の面白い取り組みの紹介がありました。それはSHARPの「ECOLUTION ECO×SOLUTION 〜オフィスを森に変えよう〜」シリーズのコピー機で、トナーの材料に一部松ヤニなどの非穀物系の植物由来材料を使った、バイオマストナーというものでした。トナーは、石油系のものしか存在しなかったため、かなり画期的な取り組みだと感じ、とてもびっくりしました。さらにコピー機本体はバイオマスプラスチックでできているとのことで、菊地はかなり興味を持ちました。
 後半に、株式会社カネヒコ社内で行われている取り組みについて聞きました。カネヒコには営業車が10台あるそうですが、営業の社員でエコドライブのコンペ(競争)を行っているそうです。走行距離と給油量を一人ずつ記入し、誰が一番改善したかを競い、一番改善した人にはボーナスで反映させるそうです、一同素晴らしい取り組みだ!と絶賛しましたが、阿部さんは、「エコで経費削減にもなりましたが、急発進等がなくなり事故がなくなり写真の安全につながりました」と話し、複合的な効果にさらに驚きました。
 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、小学校での取り組みがブース全体を通して多いことを挙げ、子どもにとって昔に比べ環境への取り組みが身近になっていることを話してくれました。阿部さんには小学生のお子さんがおり、最近の教科書には環境への取り組みがきちんと書いてあることと、一度教えたことを素直に守ることがすごい、と話してくれました。最後に、販売会社として、自ら商品の開発はできないけれど、環境に配慮した良い商品を選び提案することと、修理して長く使うということで、みなさんをサポートしていきたいと話してくれました。阿部さんの人柄を感じさせるおだやかな話し方と、芯の通った話の内容で、とてもよい収録になったなぁと思った菊地でした。

菊地セレクト音楽    プレゼント/奥田民生(SIRIUS〜Tribute to UEDA GEN〜より)
大島さんセレクト音楽  食べて生きる/伊藤サチコ

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