地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年10月16日放送分 ゲスト :秋田市環境部環境総務課地球温暖化対策担当 主事、金子晴子さん
省エネルギーストリートから、秋田市環境部環境総務課地球温暖化対策担当の主事、金子晴子さんが来てくれました。どんな取り組みを行っていますか、という大島さんの問いに、「e―市民認定システム」を紹介してくれました。e―市民の「e」はECOのeであり、「良い」にもかけているそうです。登録形態が「初級」「中級」「上級」にわかれており、アンケートに答えるだけでよいのが初級、登録してから毎月の電気・ガス・水道・灯油・ガソリンなどの使用量やゴミの重さを報告するのが中・上級で、6カ月以上継続すると自動的に中級、1年以上で上級になるそうです。平成16年から初級に登録された延べ人数は7,000人を超えているということで、一同かなり驚きました。また、中・上級は現在100人以上の方が登録しているそうです。登録している人たちからいただいたデータを分析すると、秋田市民のエネルギー消費傾向がわかり、北国で車が中心の社会なので灯油の消費量が全体の42.1%、ガソリンが17.7%と、ふたつで全体の半分以上を占めていることもわかりました。今後イベントごとに呼びかけを強化するなど、参加を呼び掛けたいと話してくれました。インターネットからの申し込みやHPでのアピールなど若い人の感覚が大切ですね、という話になり、金子さんに期待が大いに高まりました(笑)
  e―市民認定システムに登録されると送られてくる「e―市民だより」について聞きました。隔月で送られてくるA4表裏の情報誌ですが、これを金子さんが一人で編集しているとのことでした。情報はかなりのボリュームがあり、一同とてもびっくりしました。金子さんは菊地と同じく、JAFのエコアドバイザーであり、エコドライブを教えることができるため、10月号エコドライブの記事では、赤裸々なご自分のエコドライブデータを載せるなどの工夫をして、読者にわかりやすい内容を心がけているそうです。また、エコライフinザンビアというコーナーがあり、青年海外協力隊として現地で活動している金子さんの友人からのリポートなど、国際色豊かな情報がたくさんある情報誌でした。
 番組の中で大島さんがe―市民認定システムの初級のアンケートをやってみたところ、省エネ度が78点で「省エネ度まあまあ」になりました(笑)簡単な12の項目に答えることですぐに自身の省エネ度がわかるため、入門としては非常によいものだと感じました。中級と上級は、秋田市長の印鑑のあるe―市民認定証と粗品(中級はエコスポンジ、上級はエコアちゃんふろしき)が贈呈されるそうです。
 
  くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、秋田キャンパスネットを挙げてくれました。どうしてですか、という問いに、自分の周りには国際協力をしている人が多く、国際協力が活動の中心にある秋田キャンパスネットがとても気になります、と答えてくれました。若い金子さんを通して環境やエコというテーマで両者がつながる可能性は十分にあるなぁと感じた菊地でした。

菊地セレクト音楽    TRUTH/SCUDELIA ELECTRO
大島さんセレクト音楽  花鳥風月/森山直太郎

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