地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年10月23日放送分 ゲスト :秋田市環境部環境総務課地球温暖化対策担当 主事、金子晴子さん
省エネルギーストリートから、秋田市環境部環境総務課地球温暖化対策担当の主事、金子晴子さんが、先週に引き続き来てくれました。先週紹介してくれたe―市民認定システムとは別の、秋田市における「自転車利用の取り組み」を紹介してくれました。「Bike to Work」というNPO法人バイシクル・エコロジー・ジャパンと協働で行っている自転車通勤応援イベントを、平成22年度の6月から10月までの第4金曜日に秋田市内4箇所で行っているそうです。場所は、寺内の秋田市環境部庁舎前、八橋の保健所前、保戸野のホームメイドかぼちゃ前の4箇所で、そこにバイカーズオアシスというものを設置し、お茶などの飲み物を提供しているそうです。保健所前では、血圧測定や健康相談などユニークな取り組みも行っているとのことで驚きましたが、「保健所ということで、健康づくりという観点から」と言われ、一同納得しました。天気が悪いときにもバイカーズオアシスを出すのですか、という質問には、前の日の天気予報で当日の降水確率が50%以上の雨であれば中止になります、と答えてくれました。また、秋田市役所では第4金曜日を含む週を「エコ通勤ウィーク」と称して、職員の通勤方法や、通勤毎の二酸化炭素削減効果を調査し、可視化して関心を持って参加してもらえるよう改善をしているそうです。なんと秋田市役所全体の約3割弱が徒歩や自転車で通勤しているそうで、かなりの数に一同驚きました。また第4金曜日は、秋田市のノーマイカーデー、全県のエコ交通の日と、同じ分野が重なっているそうです。
 自転車の公用車が環境部には3台、本庁舎には9台あるそうですが、本庁舎では月平均100人が利用しているということで、利用数の多さに驚きました。西部市民サービスセンターではレンタサイクル(無料)を行っており、西部地区や新屋の街中やももさだ海岸など自転車を使って散策できる、これはデートにはいいコースだね、という話になり、菊地勝手に「モテエコ認定」しました〜! そのほかに環境整備としてWEロードの自転車通行、路側帯の拡大中央街区の歩道の自転車と歩行者の区分けなどを行っているそうです。
 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、もちろんBike to Work AKITAを挙げてくれました。そのほかに能代市商工港湾課の取り組みが、公用自転車を使ったもので気になるし、ブログを使って発信しているのがとても興味深いと話してくれました。この秋田市における「自転車利用の取り組み」は今年で3年目になり、飽きられない工夫をしたいということで、みんなでこんなバイカーズオアシスがあればいい、という話になりました。最後に、秋田市は全国的にも自転車と歩行者の接触事故がきわめて少ないのということは、市民のマナーが良いおかげだからで、これからも一層の自転車利用をお願いします、と金子さんからの呼びかけがありました。自転車は二酸化炭素削減の最も手軽で効率的な手段のひとつだと思うし、街づくりにつなげやすい複合的な効果の大きいモテエコだなぁと(またこっそり)思った菊地でした。

菊地セレクト音楽    SUPERNOVA/BUMP OF CHICKEN
大島さんセレクト音楽  ON THE MOVIE SCREEN/MELEE

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