また、クリーンカンパニーでは、カーボンオフセットを平成20年から独自で行っているそうです。まず、小野さんは、社内で使われる軽油が多いことからそこに注目したそうです。社内で1年間に使われる軽油は8万5千リットル、そのうちBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル:生物由来の軽油代替燃料)を1万4400リットル使っていることから(カーボン・ニュートラルなため)差し引くと、化石燃料の使用は7万600リットルになります。これは二酸化炭素換算すると、50.9トンになります。文献によると杉林では1ヘクタールあたり6.9トンの二酸化炭素を吸収するため、7.4ヘクタールの面積が必要な計算になります。そこでクリーンカンパニーでは、15ヘクタールの森林(森林は杉が50%、雑木(広葉樹)が45%)を買って定期的に手入れをすることにより、社内で出る二酸化炭素の量をカーボンオフセットしているそうです。また、森林面積を多めに購入することにより、クリーンカンパニーの社員22人が働いている時に出している二酸化炭素もオフセットしているそうです。社員の出した二酸化炭素のことも考えてくれる社長って、素晴らしい!と絶賛の声が上がりました。 さらに、社の3R( Recycle Reduce Reuse :再生 縮減 再利用)の精神にのっとり、古夢呼夢というリサイクルショップを5年ほど前から運営しているそうです。処分場にすてられたサッシなどのまだ使えそうなものを集めて売っているそうです。混ぜればゴミ、分ければ資源が社のモットーだと話す小野さんの力強いお話が印象的でした。 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、ご自身の息子さんが在籍していたこともあってだが、横手清陵学院の取り組みがとても良いと話してくれました。リサイクルの流れを自分たちで調べ、理解を深める取り組みが素晴らしいと話してくれました。 話をしていてとても気持ちのいい小野さんは、放送に流れていない所でもたくさんの楽しいお話があり、リスナーのみなさんに全てを聞かせてあげられないのがとても残念な収録でした。
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