地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2010年11月20日放送分 ゲスト :秋田キャンパスネット副代表 沖口亮太さん
まちづくりストリートから、秋田キャンパスネットの副代表である沖口亮太さん(秋田大学教育文化学部2年生)が来てくれました。ブースに出展している取り組みは、秋田・アフリカフェスティバル2009とネパールを花と笑顔でいっぱいにプロジェクトの2つですが、2009年9月からスタートした「ネパールを花と笑顔でいっぱいにプロジェクト」を中心に話をしてくれました。このプロジェクトは、沖口さん始め秋田キャンパスネットのメンバーが2009年の3月にスタディーツアーでネパールを訪れた際に、町にゴミがたくさんあるなぁと感じたことが発端だったそうです。現地では、ネパールの学生が中心に環境活動を行っているCGNN(Children for Green New NEPAL)という団体が、ダルバールスクエアという世界遺産の広場周辺の家庭から捨てられる生ごみを集めてコンポスト(堆肥)を作っているプロジェクトを視察し、自分たちでもできることはないかと考えて出た結論が、ゴミがなくなってきれいになったダルバールスクエアにその作られたコンポストを利用したプランターに花を植えてネパールの人に笑顔になってもらおう、というものだったそうです。一口200円という募金を日本で集めて、花を買ったりゴミ箱を設置したりするためのお金を作り送金しており、今ではダルバールスクエアの中心部にある池の周りが花壇でいっぱいになっているそうです。今年の3月にネパールにスタディーツアーを行い、ダルバールスクエア周辺の住民にアンケート調査を行った結果、このプロジェクトで町がきれいになったと思いますか、という質問に9割の人がYesと答えており、同様に子どもたちへの良い影響がありますか、という質問にも9割近くの人がYesと答えているそうです。実際に行って感動や実感したことはありますか、という大島さんの質問に、ダルバールスクエアに設置したゴミ箱は分別するような絵や文字などの記載があるもので、そこに小さな子どもがペットボトルをきちんと分別して捨てていたことにとても感動しました!と熱く話してくれました。
  くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、あきた子どもネット(秋田県児童会館)の取り組みを挙げ、子どもへの影響が大切だと考えているからと話してくれました。また、ネパールのゴミを捨てる人の意識を変えたいと話し、それにはこれから成長して大人になる子どもの意識を変えていくのが大切だと話してくれました。世界のことを考えて、地域で行動する秋田の若者たちの熱い想いに、ラジオを聞いたが何か力になりたい、支えてあげたい、という人たちが多く出てくればいいなぁと思った菊地でした。


秋田キャンパスネットがブースを出す予定のイベント
2010年12月26日 キャンドルナイト(秋田拠点センターALVE)
2011年2月27日 市民活動フェスティバル(秋田拠点センターALVE)

菊地セレクト音楽    getting better/flex life
大島さんセレクト音楽  Just the way you are/Bruno Mars

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