地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2011年1月1日放送分 ゲスト:横手清陵学院中学校 1年生 阿部葵さん 清水雄太くん
学生は冬休みに入ったためか、相変わらずくるくるCooooooLフェスティバルにたくさんの学生たちが遊びに来てくれています。環境学習ストリートから、横手清陵学院中学校1年生の阿部葵さんと清水雄太くんがDJブースに来てくれました。横手清陵学院中学校1年部では「環境学」という総合学習の時間を使った授業があり、自らたくさんのことを調べ、最終的に環境立県としての秋田の将来像を考えるという活動を行っています。どのように行っているのかと言うと、まず秋田県の環境の現状を知るために図書館やインターネットを使って調べ、次にその中でも特にリサイクルの現状と問題点を自分の手で探るそうです。その際には自分で電話をかける取材や追跡取材などを行うそうです。「阿部さんはどんなことを調べたのですか」、という大島さんの質問に「秋田が住みよく緑あふれ環境を守り育てていける県を創る、というテーマで、物がリサイクルされていく様子を、アルミ缶に注目して調べました」と答えてくれました。まず図書館とインターネットで調べた情報をもとに電話取材を行ったそうです。電話取材では相手の方はきちんと答えてくれましたか?という質問には「私が電話した先はきちんと丁寧に応対をしてくれましたが、それは企業秘密だからと言って教えてもらえなかった友人もいました」と答え、一同驚きました。阿部さんはまず横手市東部環境保全センターに電話をかけ、家庭から出るアルミ缶ゴミのリサイクルについて取材したところ、秋田県から出るアルミ缶のゴミはリサイクルしやすい形に形成して県外に送られているということが分かったそうです。これからは、大きなことではなく、県民一人ひとりがラベルをはがすなどして分別するなど小さなことをきちんと行うなど、いつか大きなことにつながると思いながら行動をすることが大切だと感じたそうです。
 清水くんは、「未来の秋田県への創造」と題してエネルギーのことについて調べたそうです。どんなことがわかりましたか、という大島さんの質問に「エネルギーのことを調べると、日本における発電では火力発電が多いことがわかりました。理由を調べたところ、燃料である石炭が安かったため、コストが抑えられるからではないかと考えました」と答えてくれました。清水くんはさらに「他の発電方法も調べたところ、学校にも設置されていて身近で、発電時に二酸化炭素が発生せず、自宅でも発電が可能な太陽光発電に興味をひかれました」と話してくれ、一同とても感心しました。横手清陵学院では中等部と高等部の昇降口に太陽光発電の発電量掲示モニターがあり天気のいい日などは良く見ているそうです。将来家を建てる時に太陽光発電をつけたいですか?という大島さんの問いには「はい」と答えて若い人の意識の違いに驚きました。清水くんはたくさんの発電方式があるが、秋田県では風力が一番向いているのではないか、と最終的に考えたそうです。
 くるくるCooooooLフェスティバルの他のブースの中で、気になったブースはありましたか?という問いには、同じ県南地区の中学校ということもあり、大曲南中学校を上げてくれました。理由としては、自分たちは調べるところで終わっているが、大曲南中学校では緑のカーテンなどを実践しているから、と答えてくれました。「2年生になったら緑のカーテンをやってみたいです」とも話しれくれたので、秋田県地球温暖化防止活動推進センターとして協力できることがあればなんでもします、と盛り上がりました。
地球環境やエコについての情報量が多い若い世代のスタンダードが少しずつ変化しており、秋田県地球温暖化防止活動推進センターとしての役割の重要性をひしひしと感じた菊地でした。

菊地セレクト音楽    輝きの音/山根麻以+Visions
大島さんセレクト音楽  U Smile/Justin Bieber
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