地球温暖化について、耳を傾け、考え、アクションに結び付けていこう!エコ系男子・エコ系女子を目指すプログラム「くるくるCOOOOOOL」
放送内容
★2011年1月8日放送分 ゲスト:秋田県立矢島高等学校 2年生 佐藤先晃(ひろあき)くん、伊藤舞香さん、木村優太くん、東海林美咲さん
学生は冬休みに入ったためか、くるくるCooooooLフェスティバルにたくさんの学生たちが遊びに来てくれています。気候チャンピオンブースの中から、秋田県立矢島高等学校の高校生4名がDJブースに遊びに来てくれました。佐藤先晃(ひろあき)くん、伊藤舞香さん、木村優太くん、東海林美咲さんの4人で全員2年生だそうです。その仲良し4人組は矢島高校の生徒会でもあり、ブリティッシュ・カウンシルの気候チャンピオンとして「菜の花でできるエコ活動〜菜種油で1番搾り〜」というプロジェクトを行っているそうです。(「気候チャンピオン」とは、気候変動に対してアクションを起こす高校生の取り組みをブリティッシュ・カウンシルと秋田県地球温暖化防止活動推進センターがサポートするプログラムです。) 矢島高校は元農業高校だったため、広いほ場を持っていて、総合学習の時間を使って、環境、リサイクル、おいしい!の3つのテーマで行っている授業の一環で、菜の花の作付けや収穫などを行っているそうです。どんなプロジェクトなのですかと大島さんが聞くと、「地元で栽培されている菜の花やソバなどの農作物を利用した、地産地消で環境に優しく、かつおいしいメニューを提案し、鉄道の利用なども含め、環境配慮型の観光資源を提案しブランディングしていくプロジェクトです。中高一貫校での中高連携の取り組みなのに加え、さらに地域の方々の多大な協力を得ている活動です。」と話してくれました。平成20年から始まった学校としての取り組みで、平成20年度は土作り、播種(種まき)、間引き、調理実習を行い、平成21年度は収穫・乾燥、播種(種まき)、搾油を行ったそうです。大島さんが平成22年度は主に何を行いましたか?という質問に、「チーム菜の花(今回来てくれた4人)を結成し、収穫・乾燥、播種(種まき)、搾油をしました。特に、搾油作業は小坂高校との交流が印象的でした。小坂高校は物作り教育の一環で、自分たちが作った搾油機を寄贈してくれたので、その機械で一緒に絞ることができました。」と答えてくれました。菜の花を通して、遠い県北の高校と交流ができていることに、大島さんと私はとてもびっくりしました。
 このプロジェクトの良い所はどんなところですかと質問すると、「エコという言葉を中心に個人と家庭とそして地域がつながって連携していくところです。」と答え、さらに将来展望を聞くと「環境ばかりではなく福祉や観光ともつながって地域活性化につなげたい。」と話してくれました。
矢島高校の周辺は、自然が豊かで元城下町の雰囲気もあり、さらに由利高原鉄道の終着駅があるなど、観光と結びつけるにはとても良い材料がそろっている場所だと個人的に思っていますので、矢島高校が行う活動が地域を活性化させることと結び付くように発展したらすごいだろうなぁと、心から応援したい菊地でした。


菊地セレクト音楽    TURN! TURN! TURN! / THE BYRDS
大島さんセレクト音楽  20 / OKAMOTO’S

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