平成22年3月7日(日)に、秋田市の御所野イオンモール秋田セントラルコートで、地域に密着したリフォーム業者などで構成される(協)あきた安心リフォーム協議会の主催で「春のリフォームフェア≪エコ元年 2010≫」が開催されました。今回のリフォームフェアは、一般ユーザーに環境に優しい住宅のリフォームを提案すると共に、協議会の取組や住宅エコポイントなどの一層の周知を図るために行われました。また、会場には14のブースが設けられ、協議会の会員らが環境に優しい資材や工事技術について紹介しました。
|
|
 |
| 写真1 会場の様子(1)
|
写真2 会場の様子(2) |
| |
当日は、秋田県と秋田県地球温暖化防止活動推進センターで『エコリフォーム講座』と題して、「地球温暖化の現状」や「住宅エコポイント制度※1」、「県の住宅支援制度※2」などを紹介しました。初めに、秋田県の川村文洋温暖化対策統括監が、グラフを元に「秋田県の温室効果ガス排出量」を分かりやすく説明し、県内の温室効果ガスが京都議定書の基準年度である1990年度に比べ、2006年度は21.4%も増加している事を話されました。
次に、県内の温室効果ガスの増加率が全国平均よりも3倍も高い事や、一冬の灯油使用量などが紹介され、北海道は灯油使用量が調査年ごとに減少している一方で、秋田県は調査年ごとに増加している事を説明し、聴衆者の興味感心を引いていました。そして、こうした秋田県の現状には、秋田県の高断熱住宅の普及が十分でない事などが挙げられ、寒冷地に住む人の温暖化対策、ひいてはエコリフォームの重要性が説かれました。
|
|
 |
| 写真3 エコリフォーム講座の様子(1) |
写真4 エコリフォーム講座の様子(2) |
| |
|
この他会場では、エコリフォームに関する14のブースで、環境に優しい資材の展示などが行われ、訪れた人が各社の担当者から詳しく説明を受けていました。
<以下抜粋>
●「エコガラス」…開口部(窓)からの熱エネルギーの流出を防ぐため、特殊な金属膜をコーティングした省エネ効果の高い二重ガラスです。
|
|
 |
写真5 体感BOX…エコガラスの遮断熱性を体感できます。 |
写真6 エコガラス |
| |
|
●「リフレクティックス」…宇宙服の反射絶縁材料としても使用される、アルミを使った住宅用の断熱材で、冷暖房時のランニングコストを30%削減できます。さらに、再利用可能な商品で廃棄物の減少にも効果が期待できます。
●「蓄熱電気暖房機」…割安な夜間電力を使用する事で発電所の効率が良くなり、省エネ効果が期待できます。また、一般的な暖房機(エアコン)の耐用年数約10年に比べ、約30年という耐用年数で、長寿命の製品を長く使うエコロジースタイルを提案しています。
今回のリフォームフェアは、秋田市の大型ショッピングセンターで開催されたという事で、買い物客などにも広く広報する事ができたと思います。しかし、住宅リフォームだけを目当てに来店したという人はやや少ない印象を受け、県民の住宅リフォームに関する興味や周知度は、まだまだ高いとは言えないと感じました。また、「エコリフォーム講座」の中で紹介した通り、秋田県での高断熱住宅の普及も十分とは言えず、エコリフォームや省CO2住宅の普及に向けた課題が浮き彫りとなりました。それでも、実際にリフォーム資材などを見たり触ったり出来るこの様な機会はとても貴重で、今後の(協)あきた安心リフォーム協議会の草分け的な活動に期待が持たれました。
※1 詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
・住宅エコポイント事務局公式ホームページ http://jutaku.eco-points.jp
・国土交通省ホームページ http://www.mlit.go.jp
※2 詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
・県公式HP 美の国あきたネット http://www.pref.akita.lg.jp/
| |
秋田県地球温暖化防止活動推進センター
県北デスク・津嶋麻由子 |
|