平成22年5月22日(土)・23日(日)、由利本荘市矢島町桃野地域で、鳥海高原「桃野」菜の花まつりが開催されました。このまつりは、秋田県立大学やNPO法人あきた菜の花ネットワーク、民間企業など産学官が協力して、鳥海高原の魅力の発信、地域の活性化と共に、遊休耕作地を使い「菜の花」を活用した循環型社会(※)の形成を広く県内外にアピールすることを目的にしています。
菜の花畑のある桃野会場は、春先に寒い日が続いたため開花の遅れが心配されましたが、当日は、黄色の菜の花と、その後ろにそびえる鳥海山の見事な光景に、来場者は驚きの歓声を上げていました。まつりでは、廃食油を原料に作られた燃料(BDF)で走るトラクターの運行、菜種の搾油体験、菜の花のしおり作り、その他にも熱気球、ポニー乗馬体験などイベントも盛りだくさんで来場者を楽しませていました。
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| 写真1 鳥海山と菜の花
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写真2 菜の花畑を走るBDFトラクター |
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今回の菜の花まつりのテーマが、「農業・観光・環境」ということで、秋田県地球温暖化防止活動推進センターでも、環境装置展示部門で、ブースを設け、ソーラークッカー(太陽熱を利用した調理器具)の実演を行いました。天気にも恵まれ、ソーラークッカーでお湯を沸かし、来場者に菜の花茶の提供をしました。多くの方に太陽の熱エネルギーを利用したソーラークッカーの威力を体験してもらったことで、自然エネルギーについて身近に感じてもらうことができました。ソーラークッカーは環境に配慮した調理器具であるだけでなく、太陽さえあればどこでも利用可能なため、調理を薪に頼っている途上国や地震などの被災地での利用もされている事を説明すると、子供だけでなく幅広い世代の方が熱心に話を聞いてくださいました。
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| 写真5 ACCCAブース |
写真6 菜の花茶をサービス |
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| 写真7 ソーラークッカーに集まる人達 |
写真8 菜の花も茹でました。 |
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由利本荘市に住む男性からは、「この場所の近くには来た事があったけど、このような素晴らしい菜の花畑があることは知らなかった」との話が聞かれました。このまつりを通して改めて地域に目を向けるきっかけになったようです。
7月下旬には、菜の花についてのフォーラムも計画されています。今後、県内で菜の花を見かけたらそれはきれいなだけでなく、みなさんの食卓や燃料として利用される花かも知れない、そういった思いで黄色い花を愛でると菜の花がまた違って見えてきそうです。
初めて鳥海高原「桃野」で開催された菜の花まつりは、「エネルギーも地産地消」ということを意識付けするまつりとして、地域に根ざしてもらいたいです。
(※菜の花の活用した循環型社会について)
菜の花を見て楽しむ
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種から菜種油を製造
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家庭や学校給食などに使用
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使用後の油を回収
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バイオディーゼル燃料(BDF)を製造
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軽油の代替燃料として地域で利活用する
【菜の花など植物から作られた燃料について】
燃焼によって排出される二酸化炭素は、植物が成長過程で、もともと空気中にある二酸化炭素を吸収したものであるため、燃やしても二酸化炭素が排出されないとみなされます(カーボン・ニュートラル)。
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秋田県地球温暖化防止活動推進センター
由利本荘デスク 宮崎 真紀 |
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