平成22年8月8日(日)、科学に対する興味、関心を高める事を目的に、小中学生を対象にした実験教室「科学のひろば」が開催されました。この実験教室は、県内の高校教師の有志により発足した「科学する心を育む会」が中心となって行われており、高校の科学部に所属する生徒や卒業生も先生役として参加しています。今回は独立行政法人 科学技術振興機構(JST)「地域の科学舎推進事業・地域活動支援(草の根型)」を受けて、16回目の開催になります。
この日は、身の回りにある野菜や果物を利用した電池製作や、植物の光合成により二酸化炭素の量が増減することで色が変化するペンダント作り、アルギン酸ナトリウムを利用して「人工いくら」を作る実験など、興味を引かれるものが数多くありました。親子で参加している人も多く、先生役の高校生に実験装置の仕組みについて質問をしながら、子どもと親が一緒になって楽しんでいる様子でした。その他にも、太陽エネルギー活用実験では、太陽光で走るミニカーや太陽熱を利用したソーラークッカー(秋田県地球温暖化防止活動推進センターの貸出ツール)などがあり、参加者は実験を通して太陽エネルギーの持つ可能性を体験していました。
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| 写真1 「試験管で虹をつくってみよう!」 |
写真2 音が聴こえるかな? |
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写真3 太陽電池のミニカー組み立て中
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写真4 ソーラークッカーを使った実験 |
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写真5 まるでビール!? |
写真6 人工いくら製作実験 |
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由利本荘市内の小学校に通う男の子2人と参加した母親は、子ども達が実験に熱中している姿を見て、「本を読むことで得る知識よりも、体験したことの方が、子ども達は感じる事が多い」と、実験教室に参加した理由を話してくださいました。昨年に引き続き参加されている親子も数組おり、実験教室の人気が伺えました。
実験教室終了後、科学する心を育む会代表の秋田県立大学 伊藤広美先生は、「参加者が大勢来てくれて良かった。みんなが一生懸命やっていた。小学生には科学の性質、原理に少しでも触れてほしい。」と話され、充実した表情でした。
この実験教室では、科学を通して学校の垣根を越えた連携が図られていました。参加者の楽しそうに実験を行う姿からも、主催者の地道な活動が実を結びつつあるのではないかと感じました。将来、この実験教室に参加した人から、「環境に配慮した製品開発の仕事に就いたきっかけは、『科学のひろば』という実験教室でした。」という話が聞けることを楽しみにしています。…ちょっと気が早いですかね?
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秋田県地球温暖化防止活動推進センター
由利本荘デスク・宮崎真紀
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