秋田県地球温暖化防止活動推進センター NPO法人環境あきた県民フォーラム
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「エコ・サイクル教室」が開催されました。

2011/9/24

 平成23年9月24日(土)、由利本荘市にある西目シーガルで、「エコ・サイクル教室」が開催されました。この教室は、あきたエコマイスター県央協議会由利班(以下:エコマイ由利班)が中心となり、私たちの「モノ」にあふれた日常生活を見直しするために、購買について考え、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を実践していくことを目的にしています。

 「エコ・サイクル教室」は今年の7月から始まり、2回目のこの日のテーマは「電気」でした。当日はエコマイ由利班の10名が集まり、「電気」について、日常生活の中で気付いたことや考えなど活発な意見が出されました。

 初めに、エコマイ由利班理事の熊谷晃子さんから、「電気を使うときに、コンセントの奥のことを考えたことがありますか?」との問いかけがあり、資源エネルギー庁からのデータが提示されました。それによると国内の一次エネルギーの割合は、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料が8割以上となっており(平成20年度)、化石燃料への依存が高いことが示されました。
(参考:エネルギー白書2010)
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/2-1-1.html

エコ・サイクル教室の様子(中央が熊谷さん)
エコ・サイクル教室の様子(中央が熊谷さん)

 その後、この夏の節電対策として、自宅にゴーヤの「緑のカーテン」を設置した結果報告や感想が発表されました。由利本荘市の畠山哲子さんは、「緑のカーテンによって、−5℃の気温差があった。すだれと併用したことで、冷房を使わなくて済んだ」と緑のカーテンの効果を紹介しました。他の参加者からは、緑のカーテンを設置することで、直射日光を遮り、葉っぱの蒸散作用で涼しいという効果がある一方、「室内が暗くなる」「植物に水を多く使う」などの課題も挙げられました。植物の水やりに関しては、雨水の利用が提案され、実際に雨水を利用している参加者から、「貯水槽には、虫が入らないように食用油を少量入れると良い」といった具体的な雨水の保管方法や道具などが説明されました。

 それ以外にも参加者は、「一日にテレビをどのくらいつけているか」「暖房なしで大丈夫な方法」など、電気やエネルギーの利用について、意見交換を行い、「私たちの生活が与える地球への影響」について考え、再確認したようでした。

 そして、時間毎や一日に自分が、どのくらい電気を使っているのか把握するために「省エネナビ※」を利用してみてはどうかという提案がエコマイ由利班事務局から出され、検討しました。
※省エネナビの貸出について(美の国あきたネット)
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1306745735140/index.html

 

エコ・サイクル教室の様子1
エコ・サイクル教室の様子2
エコ・サイクル教室の様子1
エコ・サイクル教室の様子2

 最後に、冬場の過ごし方について、参加者から「昔からの習わしである冬支度がなくなった」という話がありました。確かに、昔に比べ降雪量が減った影響なのか、冬場に雪囲いをする家庭を見かけることは少なくなり、また、冬場のみならず、一年を通して、風物詩など季節を感じる機会が減っているような気がします。

 今年は、東日本大震災の影響による電力供給不足から、夏場には、エネルギーを使わない、打ち水や風鈴など昔からの知恵を使った涼の取り方に注目が高まりました。近年、私たちは、エネルギーを使い、温度調整することで、暑い夏も寒い冬も快適に過ごしています。電力供給不足により、エネルギーは無尽蔵ではないということを実感した今こそ、私たちは日常の暮らしについて、考え、見直し、行動するときなのだと改めて考えさせられました。

 エコマイ由利班主催の「エコ・サイクル教室」は、今後も継続して開催するそうです。みなさんも「エコ・サイクル教室」に参加し、日常生活について、一緒に考えてみませんか?

  秋田県地球温暖化防止活動推進センター
由利本荘デスク 宮崎真紀


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