秋田県地球温暖化防止活動推進センター(ACCCA)が募集しました「ストップ温暖化 おらほのCO2ダイエット作戦!」の最優秀賞に秋田菜の花ネットワーク(石田哲治代表)、優秀賞に秋田市環境企画課、「癒しの川に癒しの木橋を架ける会」が選ばれた。
県内から14団体が応募され、書類選考の後11団体について地域性、創意工夫、将来への継続性、持続発展性、CO2削減効果の項目について実行委員会で審査が行われた。
最優秀賞
秋田菜の花ネットワーク
“秋田流”菜の花多段階活用
「秋田を元気にさせたい」と、菜の花栽培による資源循環型社会実現の“秋田流”多段階活用を提唱しているのが特徴。
「秋田流菜の花多段階活用とは」
○技術のあり方:「農」から「工」へナチュラルに利用し、循環させる
(1)物質代謝に沿った農業
(輪作、低・無農薬、不耕作地の利用、副産物の活用)
(2)環境低負荷の誰にでもできるBDF製造:無理に販売しない
(「手づくり・ローテク・ローコスト」)
○製品差別化:環境に負荷を与えない、安全・安心な本物の製品づくり
(1)食用油:新鮮、非GM、圧搾法(化学薬品不使用)、高純度
(2)BDF:環境低負荷(水洗いしない)、一定品質
○組織のあり方:新たな「協働・連携関係」をつくる
・リタイア層+現役層(地域内)
・生産者+消費者+企業+大学+自治体(地域を越えて)
・都市+農村(それぞれの「資源」を持ち寄る)
都市にある資源:金、知恵、情報、労働力
農村にある資源:農地、自然、知恵(農業技術)、シルバー労働力
菜の花は観賞と食用、種は搾って菜種油、使った菜種油(廃食油)からはバイオディーゼル燃料(BDF)を製造。各段階で商品化を目指すほか、廃食油の回収も促している。BDF製造は既存方法に頼らず、石田代表が会長を務める運送会社が独自に考え出した。構成メンバーは20団体43個人。う4団体がダイエット作戦に応募しており、最優秀賞はこれらの代表という意味合いもある。
 |
 |
 |
エコ・フェスティバルで菜種油を搾る実演などを行った菜の花ネットワーク会員 |
美しい菜の花畑のようす |
トラクターでもBDFを使っています |
【オランの会】
菜の花ネットワークの構成団体。にかほ市を中心に市民活動を展開。国道7号線沿いに菜の花を植えたほか、会員の産廃業者が廃食油を回収し得月BDFを製造し、自社のゴミ回収車の燃料にする活動につながった。
 |
 |
国道7号線沿いに菜の花を植えた「オランの会」 |
【企業さきがけ】
美郷町の産廃業者・建設会社で菜の花ネットワークの会員。業者から購入した廃食油からBDFを製造し、建設機械の燃料に使用。製造時の副産物のグリセリンを焼却処分せずに、ハウス用暖房機の補助燃料に利活用。
 |
 |
美郷町の遊休地に菜の花の種を植える「企業さきがけ」 |
【大畑BDFの会】
菜の花ネットワーク会員の勧めで美郷町大畑地区の農協婦人部有志が組織。地区内約50世帯に10L缶を配り、廃食油の回収に努めている。集めた油はBDF製造用に企業さきがけに無料提供している。
 |
 |
廃食用油の回収活動を始めた「大畑BDFの会」 |
【BPA】
ネフロンシステムを家庭にもをモットーに半世紀以上もの船舶・工場での実績があるネフロンシステム(潤滑油再生装置)の天ぷら油に関する家庭用サイズのものも販売している。燃焼効率の向上、廃油の削減を手軽にできるようにする。秋田菜の花ネットワークのBDF精製過程でもネフロンシステムを使用している。
 |
 |
ネフロンシステムを家庭にも |
優秀賞
秋田市環境企画課
3千人が省エネ診断
市民に気軽に省エネに取り組んでもらおうと、平成16年度から「e−市民認定システム」事業に取り組んでいる。各種イベントで募集し、応募した世帯はエネルギー使用量やごみの排出状況を市へ報告し、環境に配慮したライフスタイルの程度をチェックしてもらう仕組み。初級、中級、上級の3コースがある。今年11月中旬までの参加者・登録者は初級3千人、中・上級役4百人に上っている。
 |
 |
イベント会場で行ったe−市民認定システム |
優秀賞
癒しの川に癒しの木橋を架ける会
新工法の木橋を建設
国土交通省に日ネイの新技術であるプレストレスト木橋を建設し、コンクリート橋に比べて大幅にCO2を削減させた。会員数は由利本荘市の飲食店に集う飲み仲間約10人。新技術の木橋は会員の元県職員が開発研究に携わったもので、鋼製ケーブルと木材を組み合わせて、軽くて強い。鳥海国定公園や森吉山、太平山に歩道橋を完成させている。いずれも県事業。
 |
 |
 |
国定公園内に架かる木橋 |
新工法で建設中 |
新工法で建設した木橋の歩道橋 |
【赤沼侃さん】
太陽光発電始めました!
高気密・高断熱の家を建て、冷暖房エネルギーの減少に満足していたが、地球温暖化問題
を考え太陽光発電を始めた。今ではオール電化住宅に改装中で更なるCO2削減を目指す。
【秋田魁新報社】
クールビズとウォームビズへの取組
地方紙としてできることから考えCO2削減の取組を行っている。社内の電力消費を抑える工夫、エコドライブの推進になどに努めている。
【秋田キャンパスネット】
環境の観点で世界を考える!
アフリカのマラウイ共和国へサッカー関連グッズを送ることを目的としたAA(秋田・アフリカ)プロジェクトの
すべてのイベントで環境に配慮したリユースカップの利用、エコバッグの作成等でのCO2削減の啓発を行った。
【秋田市環境活動推進協議会】
フリーマーケットでエコ啓発
循環型社会の構築やごみの発生抑制・再利用を推進するとともに環境意識向上のためのフリーマーケットを開催した。
|