秋田県地球温暖化防止活動推進センター NPO法人環境あきた県民フォーラム
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推進員研修第1回

2008/08/07

平成20年6月14日(土)、秋田市の遊学舎研修室にて「持続可能社会に向けてのシナリオ」をテーマに平成20年度第1回秋田県地球温暖化防止活動推進員研修会を開催しました。

講師には、石塚勝己氏(NPO法人 循環共生社会システム研究所 副理事長)にお願いし、持続可能社会の実現に向けての講義と、滋賀県の取り組みを中心に、知識の習得を目指しました。

研修会では、山本理事長の挨拶から始まり、秋田県は風況調査では風力エネルギーがとても向いているということで、県内に風力発電のブレードを作る工場を誘致するプロジェクトを語っていただきました。

石塚先生の講演では、いろいろなグッズを見せたり示したりしながら、小学生に教えるときの例を取り上げながら、持続可能な循環型社会について推進員に自ら考えてもらうような内容でお話をされました。

講演は、日本の地球温暖化の現状は、タイタニック号を例にとって、いまもう氷山にぶつかりそうなのか、まだまだ大丈夫なのか、どちらだとみなさんは思っているのかという質問から始まりました。また、自分たちは、ぶつかることを知らずにのんきに船内でワインを飲んでいる人なのか、ぶつかることがわかって、沈むかもしれないことを念頭にいれながら準備を始めている人なのか、も考えて見る必要があると言われました。

次に関西の飲み水は、すべて琵琶湖から引いており、すべては循環している例をわかりやすく説明してくださいました。その後、私たちの未来は、ドラえもんの世界である先端技術型の未来なのか、となりのトトロの世界である自然共生型の未来なのか、どちらも視野に入れるべきだという話をしました。将来、バックキャスト(後ろを見る)手法を使った自然共生型の社会生活をする必要があることも示唆してくださいました。

今のまま、経済の発展を追い求め、便利な生活を続けるシナリオと、そうではなく、共生し循環型社会を形成しながら生活するシナリオとでは、2100年の地表気温上昇で1.1〜5.8℃と5℃以上の差が出るという講義を昨年度聞いていた推進員は、具体的にどういった社会が考えられるのかがよくわかった講演だったのではないかと思いました。実際に子どもや他の人たちに伝える手法や話し方など、実践向きでとても参考になることが多い講演でした。

葦で作った笛を披露する石塚氏

講演の様子

   
山本理事長の挨拶
資料がずらり
   
実際のペットボトルやリサイクル商品を使って
説明する石塚氏
石塚氏による講演の様子


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