秋田県地球温暖化防止活動推進センター NPO法人環境あきた県民フォーラム
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「秋田木質ペレット普及促進協議会1周年記念総会」が開催されました。

2009/09/09

 平成21年9月9日(水)、秋田市のユーランドホテル八橋で「秋田木質ペレット普及促進協議会一周年記念総会」が開かれました。「秋田木質ペレット普及促進協議会」は、木質ペレットの普及促進には必要不可欠である環境省の補助制度活用を目的に起ち上げられました。秋田県内の地域協議会としては4番目に環境省に登録され、今月9日1周年を迎えました【写真1】。
写真1 冒頭で挨拶をする石井事務局長
写真1 冒頭で挨拶をする石井事務局長
 
 まず、環境省へ申請した補助事業の成果として薪ストーブ35台、ペレットストーブ10台の予算が確定したと報告されました。両者の台数に大きな差があることについて、「ペレットストーブが周知されていない」、「ペレットストーブが小さい部屋用と誤解されている」などの理由が挙げられました。10月から補助金が支給される予定で、ストーブ購入の補助率は1/3で、上限額は20万円となります。

 次に、最近のペレットストーブ事情が紹介されました。行政の補助制度については、「縮小されることなく今後も継続されるであろう」との見通しでした。
  また、大手住宅メーカーの動向については、「太陽光発電と木質ペレットをセットで販売するというケースも見られ、今後の両者の普及のためにも連携を強化させる必要がある」との見方が示されました。さらに、県内の供給状況については、「現在販売店が大館市と潟上市だけしかなく、県南や由利本荘地域にも必要であろう」と、参加者全員が認識しました。
  全国的に秋田県のペレット価格は高くなく50円/kgで市販されているそうで、「年間300t以上の需要があればさらに安価になり、灯油小売価格高騰などの追い風に乗りペレットストーブや薪ストーブの普及が拡大するだろう」と、期待が高まりました【写真2】。

写真2 総会では活発な意見交換が行われました
写真2 総会では活発な意見交換が行われました
 
 最後に、協議会の今後の活動方針として、いくつものモデル事業を取り入れながら秋田県を活性化させていくという、「間伐材の木質バイオ利用による地域活性化構想」が提案されました。これは、間伐によって里山を活性化させ、間伐材を有効利用することで、木質バイオマスの利用拡大を図るというものでした。
 石井事務局長は、「この構想の実現に向けて、鳩山新政権の温室効果ガス排出量の25%削減目標が追い風となっている。」と、大きな期待を抱きながら熱く語っていました。

 この総会が開かれる1時間ほど前に、秋田市寺内児桜にある石井事務局長の「巡堂工房」を見学させていただきました。自宅の前にある「こざくらの丘」は、豊かな自然に囲まれているというだけではなく、かつては貝塚や戦国時代の天然要塞としても利用されたという歴史的にも価値の高い丘でした【写真3】。
 美的センスに大いに刺激を与えそうなこの場所で、我がACCCAの看板が作製されている最中でした【写真4】。完成が非常に楽しみです。
写真3 石井事務局長の工房がある「子桜の丘」 写真4 自然豊かな工房でACCCA看板作成中!
写真3 石井事務局長の工房がある「子桜の丘」
写真4 自然豊かな工房でACCCA看板作成中!

 東北大大学院環境科学研究科の新妻弘明教授の研究室の試算によると、薪ストーブ1台でハイブリッド車5台分の二酸化炭素削減効果があるそうです。これだけのポテンシャルを秘めた木質ペレットを普及させない手はないと感じられました。普及に向けてまだまだ課題は山積みですが、今後も動向に注目していきたいと思います。

参考 秋田木質ペレット協議会  
  秋田県地球温暖化防止活動推進センター
県南デスク 栗林弘昌



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