平成21年11月8日、由利本荘市赤田地区のロッカ森で植樹会が行われました。この森は、昨年から、荒れた山を多様な樹種で構成される広葉樹林への再生することを目的に、森林所有者と里山ボランティアとの協働による「モデル的な里山づくり」を行っています。森林ボランティアや、エコマイスターなど16名が参加、中には若いご夫妻や、東京から秋田へ移住された方などもいました。
『ロッカ森』と名付けられた由来は、「(1)六ヶ村ため池の上流に位置する森、六ヶ村林道の終点付近の森から。(2)“里山ボランティア”の勢いを表すのに、イタリア語のrocca(和訳:勢いのある様子)を引用した。」とのことです。
当日は好天の中、数日前にできたばかりの道路を通り、現地まで向かいました。この日の作業は、事前に用意していた竹の杭を立てて、穴を掘り、植樹をすることでした。山の斜面は、足場が悪く、土も粘土質で固いところもあり、参加者は苦労しながらも、今までの成果で甦ってきた山に喜びを抱きながら、ブナとケヤキ(各50本)を植えました。
植樹後は、自分達が植えた木々の成長した姿を想像しながら山を後にした様子でした。
このロッカ森では、昨年度から地元の西目高校と連携した「木育スクール」という取り組みが始まり、炭の作り方の指導などが精力的に行われています。担当されている方からは、「今後は除伐した木を有効な木質資源として炭や薪として利活用を図りたい。そして学校や市民団体との交流活動をもっと広げていきたい」との声が聞かれました。
除伐した木を有効な木質資源として燃料利用することは、化石燃料(石油・石炭等)などと違い、木は成長時に二酸化炭素を吸収して育つため、燃やしても二酸化炭素量が増えないカーボンニュートラルの考え方があります。
今回この活動に参加させてもらって感じたことは、森を甦らせようと活動している参加者のみなさんの姿は、生き生きとしていて、森や自然を愛していることが、とてもよく伝わってきました。一度元気がなくなった山を甦らせるのは一朝一夕ではできず、長い年月がかかります。それでも、未来につながる活動を行っている参加者の姿はとても輝いて充実しているように見えました。なおかつ、みんなが同じ方向をむき、お互いを尊重し合っている姿が素晴らしく、この活動の力になっているようにも思いました。
そんなみなさんの知識や経験を若い世代や地域の方などに広めていってもらい、山を大切にする生活を送ることで、知らず知らずに二酸化炭素削減にも寄与できる取り組みが広がり、みんなの集まる自然豊かな森にしてもらいたいです。
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写真1 ロッカ森看板
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写真2 バギーで登場(山の所有者) |
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写真3 みんながんばってます
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写真4 斜面もなんのその |
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写真5 森の人☆ |
写真6 固い土に苦戦… |
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写真7 植樹のための穴を掘ります |
写真8 竹の杭を立てます |
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写真9 森を探索 |
写真10 植樹中(1) |
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写真11 植樹中(2) |
写真12 木の根元を踏み固めます |
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写真13 植樹された木 |
写真14 植樹を終えてつかの間の休憩 |
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秋田県地球温暖化防止活動推進センター由利本荘デスク
宮崎真紀 |
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