秋田県地球温暖化防止活動推進センター NPO法人環境あきた県民フォーラム
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映画「ツバル 大切なものに導かれて」上映会&講演会が開催されました

2009/11/17

 平成21年12月12日(土)、大仙市の大曲交流センターで、映画「ツバル 大切なものに導かれて」上映会&講演会が開催されました。これはあきたエコマイスター県南協議会の主催で開催され、約30名が参加しました。あきたエコマイスター県南協議会は、1年間を通じて視察研修会やエコクッキング教室などを開催し、様々な環境保全活動に取り組んでいます。

 上映会では、NPO法人「宇宙船地球号」の山本敏晴事務局長が監督を務めた、映画「ツバル 大切なものに導かれて」の上映が行われました【写真1】。

写真1 上映会の様子
写真1 上映会の様子
 

  太平洋の小さな島国「ツバル」は、地球温暖化による海面上昇のために水没してしまうと言われています。そこに住む子どもたちに「あなたの大切なもの」の絵を描いてもらうことで、「海面上昇」だけではなく、「水不足」や「ゴミの増加」など様々な問題が浮き彫りになりました。現在、「ツバル」は地球温暖化の影響が最も顕著に現れている国で、将来、日本でも同様のことが起こることが考えられます。
そこで、山本事務局長は、「買い物をするときは、CSR(=Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)を実行している、環境に配慮した企業の商品を買ってほしい。それによって、消費者が企業を育てることができる。」と強く訴えていました。

上映後、秋田県地球温暖化防止活動推進センターの菊地事務局次長が、「私たちは地球に立っている 〜地球温暖化を考えるのに重要なポイント〜」と題して講演を行いました【写真2】。

写真2 講演会の様子
写真2 講演会の様子
 


まず、「途上国はゴミが多いが、コスタリカはエコツーリズム(自然を保護しながら、その豊富な自然資源をもとに観光産業を推進し国を発展させ、その利益によりさらなる環境保全を進めること)の発祥地であり、海岸にはゴミがほとんどない。一方ドイツでは、ペットボトルを回収して換金できるシステムを導入し、ほぼ100%の回収率を誇っている。」と話し、自身のコスタリカでの青年海外協力隊としての活動経験を交えながら、環境先進国の取り組みを紹介しました。
次に、「ラオスでは豊富な水力資源を活かし、発電電力のほぼ100%を水力発電でまかなっている。」「ベトナムではバイクの保有率が世界でも上位の国で、CO2排出量が増えている。」など、地球温暖化におけるアジアの国々の特色を紹介し、「今後日本は、CO2排出量取引によりアジアの国々との関係は密になっていくだろう。」との見方を示しました。
最後に、「地球温暖化問題に対して、『みんなが参加する』というふうに意識を変えてほしい。」と話し、地球温暖化を防ぐために人類が一丸となって取り組むことの必要性を強調しました。

講演会はスライドを交えながら対話形式で進められました。当センター事務局次長の菊地の海外での体験談を中心に、その中にさりげなく地球温暖化の話が盛り込まれ、参加者は興味深い様子で講演に聞き入っていました。講演後、「地球温暖化の知識を押し付けるのではなく、『意識を変えることが大事だ』という講演のスタンスが良い。」という参加者の声が相次ぎました。
また、講演中、参加者が会場の壁に掲示された地球温暖化に関するクイズに答えるという「ワールド環境クイズ」も行われました【写真3】。

受動的な講演の中、参加型のクイズを取り入れることによって、楽しみながら知識欲を満たすことができるのはもちろんですが、他の参加者との意見交換を図る場にもなり、学びを促進させる効果があったのではないかと思います。

写真3 ワールド環境クイズの様子
写真3 ワールド環境クイズの様子
 

  秋田県地球温暖化防止活動推進センター
県南デスク 栗林弘昌



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