秋田県地球温暖化防止活動推進センター NPO法人環境あきた県民フォーラム
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「第4回水と緑の情報交換会」が開催されました。

2009/12/09

 平成21年12月9日(水)、由利地域振興局大会議室で「第4回水と緑の情報交換会」が開催されました。この会は、由利地域の森・川・海の保全活動に取り組んでいるボランティア団体、企業、学校などの情報交換や団体間の相互連携などネットワークづくり・語らいの場としています。今回は、「木育(もくいく)」というテーマで、秋田県立大学建築環境システム学科「秋田建築学生集団ちくわ」のツリーハウス製作と「西目高校の木育スクール」について発表があり、その後、他団体の取り組みや今後の方向性など話合いがされました。

一般的には聞きなれない「木育(もくいく)」とは平成16年に北海道から提唱されたもので、「木とふれあい、木に学び、木と生きることを通じて、人や文化を育む活動」という意味があり、森林や木材に関する教育・普及活動が進められています。

今回、活動報告された「秋田建築学生集団ちくわ」のツリーハウス製作は、東由利新沢地区で山の所有者である方から、土地を提供いただいて行っています。地元のケーブルテレビ局が長期にわたり撮影していたため、映像としてツリーハウスの製作工程・学生達の苦労・成長を知ることができました。一昨年の10月に着工をして、今も製作を継続中です。このツリーハウスは学生のみで作業を行い、電気を使わず、昔ながらの建築道具で製作しています。学生たちは、「普段、机上の理論で建築を学んでいるが、ツリーハウスを製作してみると自分が考えていたこととまったく違うことがある」「いろいろなジャンルの大人と話をする機会が増え、勉強になることが多い」など、貴重な経験を数多く重ねたようです。土地の提供者の方は、「実際の経験がなによりである。必要以上は手を貸さず、学生達を見守っていきたい」と温かいまなざしを送っていました。

もうひとつの取り組みとして、西目高校の「木育スクール」が紹介されました。西目高校では、総合的な学習の一環として、昨年からこの取り組みが始まっています。木育スクールのコンセプトは、(1)「木に触れることで木の良さを体感し、木への関心を芽生えさせる」 (2)「様々な分野での木材の利用について考えさせる」 (3)「木材の利用方法を地域の木づかい運動として発進する」ことです。担当された西目高校の村上政基先生のお話では「木とふれあい・体感・学習することで、木への理解を深めている。地元の小学生と『親子木育講座』として、間伐材の木製プランター製作も行った。こういった取組を通して、木を利用することは、『どうしてエコなのか』を考え、地球温暖化防止のために『できることはなにか?』さらに『温暖化防止のために行動しよう!』という意識が高まっている」とのことでした。


その後、参加者は、お互いの活動について情報交換するなど交流を深めていました。
参加者からは、「普段似たような活動していても他の団体との連携が図られていない。今後はネットワークづくりを強化したい」との意見も出ました。

今回は、「ホタルを復活させる会」や「森林保全ボランティア」「漁業生産組合」など活動範囲の異なる団体も参加していましたが、参加者は、より良い自然環境を目指しているという共通の目的があります。川や森・海などの違いはあっても、地球上の自然環境はけっして一つだけ独立したものではなく相互作用があります。この機会にお互いが連携を図り、つながりを持った活動を行うことで、更に大きな成果が得られると思います。
活動報告された県立大学「秋田建築学生集団ちくわ」のツリーハウス製作や西目高校の「木育スクール」など、若い世代が参加することで地域の活性化につながり、地域の方々も喜んでいるとのお話もありました。各団体の活動を世代や限定的な地域に留まらせず、この会の趣旨でもあるネットワークづくり(つながり)が、さらに広がっていくことを期待しています。

写真1 「秋田建築学生集団ちくわ」の発表
写真2 「第4回水と緑の情報交換会」の様子
写真1 「秋田建築学生集団ちくわ」の発表
写真2 「第4回水と緑の情報交換会」の様子
   

写真3 参加者のみなさん
写真3 参加者のみなさん
 
  秋田県地球温暖化防止活動推進センター
由利本荘デスク 宮崎真紀


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