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トピックス
* NPO法人秋田土壌浄化コンソーシアム及び
  日本素材物性学会による合同セミナーの開催
2006/2/22

標記のセミナーが2006年2月17日(金)午後1時より秋田大学で行われた。県内企業10社をはじめ県内の研究者、秋田大学の研究者および学生など80名が参加して、秋田県の大潟村残存湖でも問題となっている「リン」ならびに先端技術としての「ナノ微粒子」について活発に討論が行われた。

はじめは、遠くチュニジアにおいて、リン酸系農業肥料を製造する過程によって生み出される産業廃棄物の有効利用について、現地レポートを交えて秋田大学VBL専任教授の大蔵隆彦博士より講演があり、今後の秋田大学とチュニジアとの国際協力による解決に期待がよせられた。また、会場ではチュニジアより2005年10月に着任されたアムジャド・カレル博士が紹介され、実際に国際交流プロジェクトが開始されたことが報告された。

次に、荏原製作所の萩野隆生氏より、汚泥からマグネシウムを使ってリンを回収する手法が紹介された。ここで回収された物質は「リン酸マグネシウムアンモニウム」という農業肥料として価値ある物質であり、マグネシウムとリンの元素記号を取ってMAPと呼ばれる。Mgは葉緑素、Pは遺伝子の構成要素として生物には必須の元素であり、過不足があれば生態系を破壊することになる。2つの講演を通じて、国際的あるいは産学官の協力により、自然界における正常な資源循環を取り戻さなければならないとの認識を新たにした。

さらにセミナーの後半においては、次世代科学技術をになうナノ微粒子の応用技術について3件の講演と活発な討論が行われた。講演後に友好的に行われた交流会においては、異分野の研究員同士がネットワークを築くことにより、新しいシーズが生まれる可能性を認識し、今後も異分野間の交流を深めることを誓い合った。



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