平成20年2月1日(金)秋田県庁第2庁舎大会議室で、平成19年度秋田県公共事業における環境配慮優良事例発表会が行われました。
<優良事例発表>
- 都市計画街路事業
「汚泥などの廃棄物削減の徹底により環境負荷低減に大きく寄与」
発表者: 秋田中央道路建設事務所 工務班 佐々木寿一さん
中央道路の建設により、渋滞解消、走行時間が減少し、温室効果ガスの削減を図りました。路線のほとんどは自然改変が少ないシールド工法を採用し、工事全体で3Rを実践、設計施工一括発注方式により、環境配慮効果の高い工法等を採用した工事になりました。
- 秋田湾雄物川流域下水道事業
「下水汚泥の資源化により産廃排出ゼロ、リサイクル率向上」
発表者: 南部流域下水道事務所施設班 岡部武保さん
県南部地域の秋田湾・雄物川流域下水道汚泥炭化事業における環境配慮は、三点。一つ目は、下水汚泥の製品化による廃棄物の減量。二つ目は、炭化過程で発生する熱エネルギーの施設内有効活用。三つ目は、焼却処分に比べて一酸化二窒素排出量削減技術を採用したことです。
- 流域循環資源林整備事業
「支障木や根株を再利用してコスト縮減と廃棄物抑制」
発表者:秋田地域振興局森づくり推進課 佐々木松輝さん
森山猿田沢線では、エコリンドーとして現地で発生した根株等をチップ化し、緑化基盤材として現場内利用を図り、周辺に自生する在来種の種の飛来による緑化を目指しました。
のり面の初期安定のため、メドハギのみを吹き付けたが、風化・浸食は見られず、徐々に生チップ基盤材の堆肥化が進み、最終的に周辺からの在来種の侵入が見られ緑化を図ることができた。
- 地域用水環境整備事業
「自然石や間伐材を用い親水空間の創出」
発表者:秋田地域振興局農林部農村整備課 安藤幸弥さん
護岸工には、自然石で景観になじみやすく、近傍で産出される「男鹿石」を利用し他工法に比べ安価でもある捨石工法を採用しました。安全柵には、間伐材利用「秋田県認定リサイクル製品」、管理用道路でも「秋田県認定リサイクル製品」の木質系舗装を使用しました。
<特別講演>
川本来のすがた
講師: 妹尾優二 氏 流域生態研究所所長、(株)エコテック代表取締役
川は、すべての生物にとっての大動脈です。そして、人間にとっても心のふるさとであり、誰もが“清きふるさと”であってほしいと願う空間です。そのため川には、健全な森と、健全な河川形態が必要です。川づくりにはその視点が非常に大切です。
特別講演の妹尾さんの写真は、すべて自分で撮影したという貴重な動植物のもので、とても美しく、講演内容はこれから川づくりを行う担当者、それ以外の公共事業に携わる方にも大事な視点が紹介されていました。
妹尾さんの結びの言葉「川は決して排水路ではありません。」
<参加した方々からの感想>
・妹尾さんの川に対する造詣の深さに感心
・県若手職員の意欲が伺えました
・環境配慮という数値では、なかなか表現できない分野にどんどんトライするべき。CO2が何%とか、実際には答えがわからないものでも、その意識というものを嫌わずに事業に取組姿勢は大切だと思いました。
※「秋田県公共事業環境配慮システム」についての問合せ先
秋田県生活環境文化部 環境あきた創造課 リサイクル推進班
E-mail:kansou@pref.akita.lg.jp
電話018-860-1572 FAX018-860-3881
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加藤部長あいさつ |
司会担当の桑原参事 |
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妹尾さん |
中央道路 佐々木さん |
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秋田中央道路建設 |
南部流域下水道 岡部さん |
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南部流域下水道 |
森づくり佐々木さん |
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循環資源林整備 |
農村整備 安藤さん |
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地域用水環境整備 |
西村副知事の講評 |
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会場様子 |
会場様子2 |
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環境あきた創造課 堀井さん |
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