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地球異変写真展という、非常に珍しい写真展が、第131回秋田県種苗交換会の会場である、にかほ市の旧象潟中学校校舎で2008年10月30日(木)から11月5日(水)の7日間で行われました。
この写真は、2006年に初めて発表されるや、その凄まじい現実に日本中が驚愕した朝日新聞の北極異変、地球異変をパネルにしたもの。2008年の6月に、朝日新聞社著・編集の1冊の本として出版されています。この本には、世界で起こっている深刻な事態を一挙に掲載してありますが、今回のパネル展ではそのうち北極、南極、太平洋を中心に52点を掲載。
この地球異変写真展を主催したNPO法人 NPOC・エヌポックでは、農業にも大きな影響を及ぼす環境の変化が地球規模で起こっており、今後農業と密接に関わってくるので、農業関係者に是非見て欲しい、という思いで企画をしたということでした。
NPO法人 NPOC・エヌポックと朝日新聞社との関わりは古く、2003年11月から2005年3月まで第45次日本南極地域観測隊(JARE45)の越冬隊員として参加した朝日新聞社社員の武田剛氏と中山由美氏が、南極越冬を前に日本人として初めて南極に足を踏み入れた白瀬矗(しらせのぶ)中尉の心意気を学ぶために、白瀬南極探検隊記念館のあるにかほ市(当時は金浦町)を訪ねたのがきっかけ。NPO法人 NPOC・エヌポックの前身は、白瀬南極探検隊記念館の建設誘致運動をしていた任意団体で、そのときから朝日新聞社との付き合いが続いていたために、今回の写真展が実現に至ったとのことでした。NPO法人 NPOC・エヌポック副代表理事の渡部氏は、「多くの人が訪れる種苗交換会という時期に合わせて展示を行った」と語り、より多くの人に知ってもらいたいという気持ちが伝わってきました。
今回の取材では、白瀬矗が初めて足を踏み入れた南極地域の現在の異変を撮った写真展が、「白瀬矗」という郷土の偉人をキーワードに、奇しくも開催に至ったことを知り、郷土の偉人の探検心に感銘を受けつつも、地球の異変をよりたくさんの人に知ってもらわなければならないことを、自覚しました。
文責:菊地格夫
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