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*八峰町新庁舎「地中熱利用ヒートポンプ」を見学しました

2009/12/22


 平成21年12月22日(火)に、八峰町新庁舎の「地中熱利用ヒートポンプ」を見学して来ました。八峰町では、地球温暖化防止・省エネ対策の一環として、平成20年度に環境省の補助事業(二酸化炭素排出抑制対策事業)の設備投資を受け、「地中熱利用ヒートポンプ」を設置しました。新庁舎での業務は、平成21年9月24日(木)からスタートしており、同月に行われた一般見学会には、1000人を超える町民が見学に訪れました。
写真1 八峰町新庁舎
写真1 八峰町新庁舎
   

 「地中熱利用ヒートポンプ」とは、「地中の熱を汲み上げ、その熱を利用するための装置で、(1)暖房時は地中から熱をもらって室内を暖める (2)冷房時は室内の熱を地中に逃がして涼しくする」というシステムです。このシステムは、従来の外気温との熱交換(エアコンなど)に比べ、温度差の少ない地中熱(自然エネルギー)を効率良く使用しているため、地球温暖化防止・省エネ効果が非常に高い取り組みです。さらに、従来型と違い、室外機がないため騒音が非常に小さいという事や、冷房時に係る運転コストが安価であるというメリットがあります。しかし、採熱井(ボアホール)の掘削費用やヒートポンプシステムの機械などの設置費用が高く、一般家庭での設置が難しいのが現状です。

新庁舎では、たくさんの給気口から、地中熱利用ヒートポンプを活用して作られた暖かな風が吹き出されており、庁舎が快適な温度に保たれていました。また、「供給熱量を表示するパネル」が設置され、室内外の温度はもちろん、エネルギー棟での「地中への送り温度」や「地中からの返り温度」も一目で分かる様になっていました。


写真2 供給熱量を表示するパネル
写真2 供給熱量を表示するパネル
   

 八峰町の「地中熱利用ヒートポンプ」の活用は、化石燃料を使わずに北国の長い冬を過ごせるという事で、地球温暖化防止(二酸化炭素削減)に非常に大きく貢献する取り組みではないかと思います。しかし、実際に見学するまで、地中熱利用の原理など不明な点が多かった事も事実です。センター職員としては、こうした周知度が低いシステム(取組)に対し、理解する事はもちろん、記事などにする事で、より多くの人に情報発信していきたいと思いました。そして、今後のますますの普及のためにも、八峰町での地中熱利用ヒートポンプ「導入前」と「導入後」の光熱費の情報が公開される事を期待します。

  秋田県地球温暖化防止活動推進センター
県北デスク 津嶋麻由子
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