平成22年3月20日(土)、由利本荘市西目公民館シーガルで、木に触れ、木と森のことを学びながら、地域でマイ箸づくりを行うための講師養成ワークショップが開催されました。これは、毎日使う「マイ箸」を製作して、生活の中で「木づかい」を意識させるための講師養成を目的としています。この日は、由利地域の水と緑のネットワーク会員を始め、市内外から約40名の参加があり、楽しい時間を過ごしました。
講師は、由利地域振興局森づくり推進課の協力を受けて秋田県立大学秋田建築学生集団ちくわ(※1)の3名が務めました。はじめにワークショップの趣旨を説明後、マイ箸完成までの手順を説明しました。学生達は、実際削っているところやヤスリがけをしている様子を動画で紹介するなど初めての人にも分かりやすいように工夫していました。続いて作業へと進むと、参加者のテーブルをこまめに回り、作業方法を助言するなどコミュニケーションをとっていました。
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| 写真1 秋田建築学生集団ちくわのみなさん
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写真2 マイ箸づくりの様子 |
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マイ箸を完成させた後は、「木育(もくいく)」講座でした。
『木育』とは、「木を使ったものづくりを通して、木と環境の『つながり』や人と人との『つながり』を見つめ直し、豊かな心を育てる試み」とのことです。そして、講師を務めた学生から「木を使うことは、環境破壊につながると誤解している人がいるが、木を使うことは植樹と同様に重要である。」と炭素固定の概念から温暖化防止にも貢献していることが参加者に伝えられました。会場は、学生が講師を務めていることもあり、明るく楽しい雰囲気に包まれました。
今日のマイ箸製作では、(1)木材の削りだし→(2)ヤスリがけ→(3)蜜ロウ塗装の工程でしたが、以前他のマイ箸づくりを行ったことのある参加者からは、「蜜ロウは値段が高いので、オリーブ油やくるみで代用することもできる」などと意見が上がり、参加者同士の交流・情報交換もあちこちで行われていました。
最後に「地域でマイ箸づくりを行う講師養成」ということで、希望者にはマイ箸づくりワークショップを開催するための必要事項が入ったDVDも配布されました。
「木育」という取組を通して、木や森林への思いを深め、木と環境問題に関心を持ち、秋田の財産である森林資源の活用へとつながってもらいたいと思います。私もこの日作った「マイ箸」をお弁当の時に使っていますが、木を利用した箸は、手に優しくなじみます。そして、自分で作ったという愛着もあり大事にしたいという気持ちになります。森林の活用を「温暖化防止のために!」と声高に叫ぶだけでなく、なにげない日常から木との関わりを育んでいきたいです。
(※1)「秋田建築学生集団ちくわ」は、東由利新沢地区でツリーハウスを製作中です。
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秋田県地球温暖化防止活動推進センター
由利本荘デスク 宮崎真紀 |
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