平成21年11月27日(金)アトリオン7Fのハーモニープラザ研修室で、「広めよう!高めよう!男女共同参画2009」が開催されました。これは、秋田市学習ボランティアネットと秋田市教育委員会が主催する、秋田市学習ボランティアセミナーの一環。その1部講演として行なわれた国際教養大学教授の熊谷嘉隆氏の講演「家族でロハスな生活を」へ行って来ました。
講演のはじめに熊谷氏は、LOHAS(Lifestyle Of Hearth And Sustainabirty)の意を日本語では「健康で持続可能なライフスタイル」と説明されました。これは、1998年アメリカ社会学ポールレイと心理学シェリーアンダーソンの造語であることに触れ、熊谷氏が過ごしたオレゴン州でのロハス例を話されました。それには、ペットボトルのデポジット制度や、食のこだわりとして動物愛護や環境愛護の観点からの肉食の禁忌、また旬の地場食材にこだわるファーマーズマーケットなどが挙がり、参加者たちはロハスのライフスタイルに関心を示していました。
続けて、ロハスを構成する要素として、(1)食、(2)日常生活、(3)哲学、(4)持続可能社会構築への意識を挙げられました。(1)の食では、身土不二や地産地消といった食材のこだわりや、作り過ぎず廃棄を減らすために腹八分を提唱されました。また(2)の日常生活では、ロハスの究極として「足るを知る」を挙げ、早寝早起きや歩く・動く、そして住環境について触れました。(3)の哲学では、自分に対して、他者やそれをとりまく地域への関わりから、自己と環境との同一性を認識し、人を構成する全ての要素は宇宙にあることに触れました。感謝・感動し、人間力を上げることを話されました。(4)の持続可能な社会構築への意識では、資源の有限性やリサイクルに触れ、責任感を行動へ移行することを訴えました。また、将来の世代への責務として環境問題があるとも話されました。
最後に、熊谷氏は江戸時代はもったいないの哲学を基にした、高度な循環型社会であったと言い、世界的に注目されていることに触れました。この「日本人の伝統」は健康=環境配慮されており、足元となる文化に解決策があるのではと話し、講演を終えました。参加者らは「ロハスの根本は、江戸時代の生活だと知り、親近感が出た。日本人として、足元から生活を見直して行きたい」と感想を語り、ロハスを身近に感じられた様子でした。
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| 写真1 講師の熊谷氏
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写真2 質疑応答の様子 |
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