あきた環境カウンセラー協議会 |
環境カウンセラーのつぶやき 蝦名萬智子 「知ろう、学ぼう、考えよう−秋田の現在」
公開講座や産学連携推進フォーラムについて
環境問題は政治経済と密接な関係があり、環境問題に対応するための研究開発についても、その動向を捉えて問題点を把握し、環境カウンセラーとしての活動に備えていかなければならないと考えている。秋田県では、産学官民の共同研究を公開講座などで広く一般に提供する機会を設けている。
秋田大学では、通年的に各種の公開講座を開設しているが、環境問題については、昨年24時間の講義のほか、地域共同研究センターセミナーも開催している。また、附属鉱業博物館では、年2回の企画展と講演会やジュニアサイエンススクール、子供科学教室などを開催し幅広い年代への教育活動を行っている。
(財)あきた産業振興機構では、「あきた産学連携推進フォーラム」を12月の第1木曜日に開催し、特別講演と共同研究事例発表の後、共同研究懇談会の第3会場にはバイオ関連分野、第4会場には環境・新エネルギー関連分野を設定し各分野の研究発表が行われる。
平成16年度秋田県立大学地域共同研究センタ?の公開講座「秋田 その未来」(3回シリーズ)が5月に開催されている。この講座には、秋田県立花輪高等学校進路指導部教諭の伊藤栄治さんが引率して同校3年生の男子6名、女子2名が聴講している。最新の研究情報の取得機会であると共にインターンシップの実践例でもある。6月5日に、同大では「特色ある大学教育支援プログラム」採択を記念してノーベル化学賞を受賞した筑波大学名誉教授
工学博士 白川英樹 氏を迎えての特別講演会を開催する。
こうした企画に参加して、知見を深めたいと考えている。(蝦名萬智子 5/23) |
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