2025/09/10
秋田県が進める食品ロス削減への取り組み「食べきり協力店」に参加しよう!
秋田県では、事業系・家庭系の食品ロス削減に向けて様々な取り組みを進めています。特に外食での食べ残しを減らすため、飲食店の皆様と協力して「食べきり」を推進しています。
食べきり協力店とは?
「食べきり協力店」とは、宴会や会食での食べ残しを減らすため、お客様に「おいしく、楽しく、食べきり」を呼びかけているお店のことです。具体的には、協力店には以下の活動をお願いしています。
- 店内での啓発: 三角ポップやポスターでお客様に食品ロス削減を呼びかけます。
- 幹事さんへの働きかけ: 宴会の幹事の方へチラシを配布し、食べきりを促します。
- アンケート: 事業期間終了後(令和8年2月頃)の県のアンケート調査への回答
✨ご協力いただける飲食店の方は、秋田県のウェブサイトからお申し込みください。
・【食品ロス削減】「食べきり協力店」参加の申込
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/90967
なぜ食品ロスを減らすことが大切なのでしょうか?
実は、日本人が1年間に捨てる食べ物の量は、一人当たりに換算すると毎日おにぎり一個分(※1)にも相当します。まだ食べられるはずの、この膨大な量の食べ物が捨てられているのです。
その一方で、世界では約8億人もの人々が食糧不足で苦しんでいる(※2)という現実があります。
また、日本の食料の多くは海外からの輸入に頼っています。遠い国から運ばれてきた食べ物を捨ててしまうことは、輸送にかかるエネルギーや生産者の努力を無駄にしていることになります。
さらに、捨てられた食べ物が燃やされる際には、多くのCO₂が発生し、地球温暖化の原因にもなります。
食品ロスを減らすことは、こうした世界の食料問題や環境問題の解決に、私たちが貢献できる身近で大切な行動なのです。
※1 消費者庁 食品ロスについて知る・学ぶ https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/
※2 国連WFPの概要
https://ja.wfp.org/stories/wfp-glance
【関連リンク】
秋田県公式ウェブサイト
・外食時に食べきれなかった食品の「持ち帰り」をしてみませんか?
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/80900
・減らそう!食品ロス
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/63638
秋田県地球温暖化防止活動推進センターも、この素晴らしい取組みを応援しています。みんなで食べきりを広げましょう!