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活動紹介
* 秋田リコー(株)の「ごみゼロ」オフィス

秋田リコー(株)では本社ビルと秋田支店において、2004年10月に「ごみゼロ」オフィス達成宣言をしました。「ごみゼロ」とは排出ごみを分別し、すべてをリサイクル、あるいはエネルギー変換し、埋め立てごみはゼロにするということです。

既にISO14001を取得しており、さらに、事業そのものと環境保全を一体として考える環境経営の取り組みの一つとして「ごみゼロ」オフィスにチャレンジし、管理項目と達成目標を決めて改善実施しています。

まずは排出するごみの把握をし、その分別方法等、廃棄物収集の業者と話し合うことから始まりました。最初は、PP結束バンド等、一部、リサイクル不可能廃棄物があり、「ごみゼロ」を目指すことが難しい状況でしたが、廃棄物処理業者の設備投資のおかげで解決し、2004年の6月から「ごみゼロ」オフィスを運用、その結果に基づいて10月に達成宣言をしたものです。処理されるごみの行方を追跡調査し、きちんとリサイクルされているという最終チェックを行って、ごみ処理フロー図を作成し社員にルール説明を行いました。

オフィスから排出されるごみを紙ごみ・ごみ・産業廃棄物と大きく3つに分別、最終的に23に分別し排出量を計量し記録を取っています。特にOA機器や用紙などの消耗品等を扱う仕事柄、紙ごみの排出量は多く、まずは8種類に分別、裏紙利用のためのリサポストとリサイクル専用ボックスに分けています。これにより「ごみ」の量が格段に減ったということです。

また、通常のシュレッダー裁断では繊維が細かくなり、リサイクル不能になることから、ここではセキュリティー上可能なものをうどん状カットという幅広裁断シュレッダーを利用してリサイクルにまわしています。5ミリの幅があればリサイクル可能ということです。ちなみに、ビル内に設置してある自動販売機の機内部照明の電球は取り外されています。確かに屋内で明るさを確保できるところであれば必要のないものです。

この秋田リコー(株)の取り組みはリコーグループ内で評価され「環境経営進化度優秀賞」を受賞しています。社内見学(ライブオフィス)も受け付けていますので、ぜひお尋ねください。きっと「目からうろこ」が見つかるはずです。

この取り組みの運用には、女性社員による環境パトロールが欠かせません。きめ細かく、ソフトにチェックが入ることでルールが守られているという担当者のお話でした。

秋田リコー再資源化分別種類

西由利原高原植樹 白神植樹
西由利原高原植樹 白神植樹

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【E-mail】  www-info@akita.ricoh.co.jp



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