秋田の環境マネジメントや省エネルギーの情報発信! NPO法人環境あきた県民フォーラム
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活動紹介
* 「自然エネルギーって?」

平成17年2月12日(土)、秋田市の遊学舎で「もっと知りたい!秋田の自然エネルギー」と題して自然エネルギーセミナーが開催されました。

天王町の風車「天風丸」を建設した市民風車の会主催のセミナーで、吹雪模様の悪天候にもかかわらず、60人余の参加者が熱心に自然エネルギーの話に耳を傾けました。

初めの基調講演「新エネルギー社会の到来」は十文字町出身の佐藤登氏(サムスンSDI社 常務取締役)が、本田技研で燃料電池車開発に携わった話や、現在のサムスンSDI社で取り組んでいる携帯電話やパソコンなどのモバイル用燃料電池についてなど、多岐にわたったエネルギー社会の現状について講演されました。特にモバイル用の燃料電池が、軽量化、低コスト化などのハードルをクリアすることは決して不可能ではないという力強い話でした。充電時間不要などの利便性があり、環境負荷の少ない燃料電池への期待が持たれます。

その後の事例報告では、当法人理事長の山本久博が大潟村で行っている、自身の活動、ワールドソーラーカーラリー並びにエコノムーブ(手作り電気自動車省エネレース)について裏話も交えてエンジニアの育成への期待などの話をいました。

オランの会(仁賀保町バイオマス利用推進会)会長の河本祐一氏は、薪ストーブ生活の快適さを通して、森林の恵み、豊かさの質や木の文化に触れているという実践的な話をされました。

天王町に市民風車「天風丸」の建設をした「市民風車の会あきた」の八柳角弥氏は、CO2排出ゼロの風力発電を初めとするクリーンな自然エネルギーを普及させることと、ライフスタイルを見直すことが必要と話されました。

放送大学秋田学習センター所長 澤田 雅氏は環境問題と自然エネルギーということで、雪氷利用の事例やソーラー発電、風力発電など自然エネルギー全般の現状と課題についてのわかりやすい説明をされた。

後半のパネルディスカッションでは、参加者からソーラー発電の住宅の実体験の話が出たり、一般住宅で取り組みやすい自然エネルギーについての質問が出て、化石燃料に頼れない将来の生活について考えている人が多いことを実感しました。

熱心な参加者 PETボトル減容機(湖南地区衛生処理組合リサイクル施設)本荘子吉川・刈草の堆肥化(アクセルグリーン工法) 

市民風車の会秋田
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