2024/10/23

矢立峠視察研修を行いました!(あきたエコ活動県北協議会)

 

あきたエコ活動県北協議会が、矢立峠にて視察研修を行いました。

 

◆開催日時:令和6年10月2日(水)10:00~12:00

◆開催場所:矢立峠(秋田県、青森県県境)

◆目  的:2050年のカーボンニュートラルを見据えて、森林(秋田杉自然林)現状と実態の視察並びに矢立峠に纏わる歴史を聞きながら研修する事を目的とする。

◆講  師:あきたエコマイスター 中村 弘美 氏

◆研修内容・参加者からの感想など
あきたエコマイスターの中村弘美氏より、矢立峠の天然秋田杉の実態と現状を説明していただき、2時間の視察研修を実施しました。
思っていた以上に天然秋田杉の多さ、人工林の秋田杉の多さ、管理が非常に行き届いていて、2050年のカーボンニュートラルの対応には十分管理ができていることが確認できました。

◆参  加  者:あきたエコマイスター11名

◆矢立峠にまつわるお話
伝説によると、878年(元慶2年)、秋田と津軽の境界を決めるために放った矢が杉の巨木に当たり、その杉を「矢立杉」と名づけたことが、矢立峠の語源となったとされています。矢立杉は、津軽藩と秋田藩との境界の標として柵を設けて保護されました。
また、旧羽州街道を歩くと、歴史上有名な方々が訪れています。
・1785年 菅江真澄(江戸時代の旅行家、博物学者)
・1802年 伊能忠敬(測量家)
・1852年 吉田松陰(長州藩士)
・1878年 イザベラバード(英夫人旅行家)
・1881年 明治天皇
以上の人達が矢立峠を訪れています。