2019/07/29

「プラスチックごみによる海洋汚染と私たちのくらしを考える」

シンポジウムを開催しました。

◇新たなごみ問題について

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に大きく取り上げられ、とりわけ「マイクロプラスチック」による生態系への影響が強く懸念されています。

◇シンポジウムの目的

 プラスチックごみを含めた海洋ごみに対する県民の理解を深め、今何をすべきかを考える場として開催。

 

〇開催日 :令和元年7月27日(土)13:30~16:30

〇開催場所:県生涯学習センター(3階講堂)

〇後  援:秋田県/秋田海上保安部/秋田魁新報社/秋田化学技術協会/秋田化学工学懇話会/NPO法人秋田土壌浄化  コンソーシアム/あきた環境懇話会/NPO法人秋田パドラーズ/秋田エコマイスター県北協議会/あきたエコマイスター県央協議会/あきたエコマイスター県南協議会(ご協力有難うございました。)

〇参加人数:121名

 

【第1部】基調講演

     講演テーマ:「プラスチックごみによる海洋汚染の現状と課題について」

     講  師 : 東京海洋大学名誉教授 兼廣 春之 氏

【第2部】パネルディスカッション

     テーマ:「海洋ごみと私たちの暮らしを考える」

     コーディネーター:秋田県立大学 准教授 木口   倫  氏

     アドバイザー  :東京海洋大学名誉教授 兼廣 春之 氏 

     パネリスト:①「漂着ごみの現状について」 男鹿市生活環境課

           ➁「河川ごみの現状について」 特定非営利活動法人秋田パドラーズ

           ③「GPSを装着した模擬ごみの流下・漂着状況調査について」秋田県温暖化対策課

           ④「あきたクリーンパートナーとしての活動について」大仙市船場町二丁目うつくし隊

 基調講演では、プラスチックが開発されて約100年、世界の海に流出するプラスチックごみは年間480万トン~1,270万トンと大量。それによる新たな環境問題の現状と課題について、ご講演いただきました。

 パネルディスカッションでは、4人のパネリストよりそれぞれの調査や活動についてお話をしていただき、私たちの暮らす秋田の現状について知っていただく良い機会になりました。