2019/09/20

「環境あきたエコ活動支援助成金追加募集」活用団体が決定しました。

 県では民間団体が行う自主的な環境保全活動を促進するため、環境あきたエコ活動支援助成金制度を設けました。この度、活用団体の追加募集したところ5団体の申請があり、8月19日(月)プレゼンテーションによる審査を行った結果、以下の3団体が決定しました。   

                        

【審査基準項目】
 ①活動の公益性 ②活動の具体性 ③費用の妥当性 ④活動の継続性 
 ⑤活動の独創性 ⑥活動の新規性

【助成団体】 

 1.山田地域づくり協議会
  事業名:ゴミの不法投棄に向けた対策事業
  内 容:環境保全・破壊防止・再生の実践と教育・啓蒙の2つの視点で事業を進める。
      不法投棄箇所の調査を行い特徴的な投棄内容(ゴミ)の分類とマップ作成し、
      重点モデル箇所の選定を行うことで、不法投棄をしない・させない環境づくり。
      また、不法投棄に関する教育講座や看板作成コンクールなどによる教育・啓蒙活動を行う。
      

 2.特定非営利活動法人 秋田パドラーズ
  事業名:プラスチックごみ減量雄物川河口海岸線クリーンアップと啓発事業
  内 容:今年度から3年間かけて海岸線のごみ回収することで、いま世界的に社会問題になっている
      マイクロプラスチックごみ減量に寄与することをアピールし、地域社会のプラスチックゴミ減量と
      ポイ捨てや、不法投棄からくるゴミを少なくする。また、付帯イベントとして、講演会とカヌーの
      体験会を実施することで、クリーンアップの意識付けと、次回の参加につなげる。
      クリーンアップ開催日  2019年10月12日(日) 9:00~13:30
                  雄物川河口海岸線右岸

 .特定非営利活動法人 草木谷を守る会
  事業名:谷津田再生プロジェクト「田んぼの楽校」
  内 容:耕作放棄され荒廃した「草木谷」を田んぼとして復活させ、周辺環境に配慮した無農薬、有機肥料での
      米づくり(餅米)を昔ながらの手作業で取り組むと共に、周辺の自然散策・生き物の観察を通して、生
      物の多様性や自然の大切さに気付き、尊重する心を育むため、地元小学生と、田植えから脱穀までを昔
      ながらの農法で一年間通して体験する。田植え編、草取り編、稲刈り編、脱穀編の各回ともいきもの観
      察や自然観察を専門指導員と共に行い、学校や自宅周辺との環境の違いを学ぶ。
       草木谷周辺にある空き家となった古民家を活用し、小中学生の修学旅行等の受け入れをし、農作業体
      験などを通じて都市部の子どもたちとの交流や、耕作規模・耕作種の拡大や環境教育メニューの新規検
      討を行い、水源地機能確保、環境教育対象者の増大に繋げ、活動そのものの発展を図る。
       肥料に「ゾウさんの堆肥」を使用し、稲わらをゾウのエサとして提供する資源循環型農業を行う。