2018/07/13

 7月7()8日(日)の2日間、ニプロハチ公ドーム(以下、ハチ公ドーム)において大館市エコフェア&マンモスフリーマーケットが開催されました。環境問題対策の“リユース”“リサイクル”意識の醸成とごみの減量化や循環型社会に貢献することを目的とし、リサイクルや環境に関連する企業・団体が事業内容や環境への取り込みについて展示・紹介していました。また、子ども向けの大型の遊具も設置されました。来場者は2日間で12,000人でした。

 環境あきた県民フォーラムは秋田エコマイスター県北協議会と共同で出展しました。今年の出展内容は環境省が国民運動として展開している「COOL CHOICE=賢い選択)」の普及啓発としてCOOL CHOICEクイズを行い地球温暖化について、使い残したろうそくを再生するリメイクキャンドルづくりを通して3Rについて、また、プールに魚の他に空き缶やビニール類のごみが混ざった魚釣りゲームでごみなどの環境問題について考えることをテーマとし出展しました。

 

 今年もリサイクルや環境事業に関係する企業・団体の出展がありました。大館市エコプラザも出展し、リサイクルした製品の展示・販売を行っていました。また、今年はクイズラリーも行われ、各ブースの展示の中にクイズも交じってクイズラリー目当てに各ブースを回っている人もいました。

 

 「はたらくくるま」としてごみ収集車、消防車や自衛隊の車の展示が行われ、BDF(※)を燃料とするトラクターの試乗も行われていました。子供たちには、大型の遊具や大館市観光キャラクターのハチ君が人気で人だかりができていました。

 大館市では、以前盛んだった鉱山の技術を活用したリサイクル関係の事業が盛んです。このエコフェスティバルへの来場者も年々減少しているようですが、楽しみながら環境について学べる場としてこれからも多くの人が来てほしいと思います。

※BDF:Bio Diesel Fuel
菜種油やひまわり油などの植物由来の油や、てんぷら油などの廃食用油からつくられるディーゼルエンジン用燃料

秋田県地球温暖化防止活動推進センター
NPO法人環境あきた県民フォーラム)
事務局 石塚 後藤