2018/12/07

 平成30年12月1日(土) 由利本荘市総合体育館で子供たちが科学技術などに対する興味・関心を高め、科学することの楽しさや不思議さを直接体験することにより、自ら進んで科学的な事象に疑問をもち、追求し、論理的に考える子供の育成を目指し第15回科学フェスティバルが開催されました。このフェスティバルには、エコ部門も設けられています。来場者は622人でした。

 

 環境あきた県民フォーラムはエコ部門に「自然エネルギーを体感しよう」とのタイトルで出展しました。展示内容は由利本荘市には多くの風車があるので風力による発電を体験できる環境おもちゃを使った発電体験を行い、風力発電の仕組みについて説明しました。また、小型の太陽電池を使い、光を当てると振動するおもちゃで太陽光発電の仕組みについて説明しました。
 白熱灯、蛍光灯、LEDの3種類の電球タイプの同じ照度の照明をそろえ、ワットチェッカーを使いそれぞれの消費電力の比較も行いました。

 

 

 環境省が国民運動として展開している「COOL CHOICE(=賢い選択)」の普及啓発として来場者に秋田県版のCOOL CHOICEのチラシを使い、COOL CHOICEとは普段の生活の中で様々選択をする際に、例えば誰も見ていないテレビは消す、マイバックを持参しレジ袋をもらわないといった選択など、「できることからはじめよう!」とエネルギーを大切に使うことにより地球温暖化防止につながることを説明しました。
 また、秋田県認定リサイクル製品の展示も行い、3Rの推進による資源の有効活用と地球温暖化防止についての取組についても展示しました。

  

 あきたエコマイスター県央協議会は漂流ごみについてということで海洋の汚染などの環境問題について展示し、顕微鏡によるマイクロプラスチックの観察などを行っていました。

 科学フェスティバルということで、科学的な実験を行うブースが多い中、エコ部門ではフォーラムの他にも出展しているブースがあり、それぞれ工夫して展示していました。

 

秋田県地球温暖化防止活動推進センター
(NPO法人環境あきた県民フォーラム)
事務局 石塚 後藤