2018/11/30

 地球温暖化対策に関する人材の育成及び活用支援事業の一環として、「地球温暖化防止コミュニケーター研修(以下、コミュニケーター研修)」を県内3地域で開催しました。

 開催日・開催会場・参加人数は以下のとおりです。

 開催日 開催会場 参加人数
11月 2日(金) 横手市交流センターY2(わいわい)ぷらざ 7名
11月15日(木) 大館市エコプラザ 10名
11月20日(火) 秋田市 ゆとり生活創造センター遊学舎 14名

 地球温暖化防止コミュニケーターとは、地球温暖化に関する最新情報を人から人に直接伝える「伝え手」です。
コミュニケーターに登録すると授業やセミナーイベント、企業の環境教育や営業用としても活用できるツールの使用が可能となります。(地球温暖化に関する実践的でカスタマイズ可能な資料をダウンロードできます。)

 横手会場では、地球温暖化防止コミュニケーターの照井昌子さんが講師としてご自身のコミュニケーターとしての活動の紹介やコミュニケーターになるまでの流れについて説明しました。その後、パソコンやタブレットを使い、コミュニケーターの申請に必要なメールアドレスの取得方法やインターネットで行うテスト問題に挑戦しました。

   
横手会場

 大館会場では、コミュニケーターを取得している事務局が講師を務めました。横手会場と同様にコミュニケーターになるまでの流れを説明し、その後、2グループに分かれテスト問題に挑戦しました。アドレスがすでにある方たちは、パソコンでID/PWを取得し、各自パソコンやタブレットを使用してテストを受講しました。パソコン操作があまり得意ではない方々については、スクリーンに写しテスト問題を解きました。

  
大館会場

 秋田会場では、地球温暖化防止コミュニケーターの佐藤英明さんが講師を務め、他会場と同様、コミュニケーターになるまでの流れやご自身のコミュニケーターとしての活動の紹介、コミュニケーター登録申請に必要なメールアドレスの取得の仕方等の説明を行いました。その後、テスト問題を参加者全員で解きました。

  
秋田会場

 今回の研修会では、実際に活動を行っている方々を講師に迎え、活動の紹介などを含めながら習得するまでの流れや実際のテスト問題を参加者で一緒に解いて見ました。
研修会を開催する前、参加者からは「パソコンはあるがインターネット環境がない」「パソコン操作が不安」「アドレスがあるかわからない」といった声がありましたが、研修を終わる頃には、「自宅に帰ったらすぐに挑戦してみる」「何度もテスト受講ができるなら自分にもできる気がするので挑戦してみようと思う」といったように前向きな発言も多く聞くことができました。

 秋田県内でもすでに地球温暖化防止コミュニケーターとして活動を行っている方もおります。一人でも多く、コミュニケーターとして登録し、地球温暖化に関する情報を人から人に直接伝える‘伝え手’として活躍し、地球温暖化防止のために活躍できれば良いと思います。

秋田県地球温暖化防止活動推進センター
(NPO法人環境あきた県民フォーラム)
事務局 石塚 後藤