菊地英治先生
当法人のあきた環境優良事業所認定制度で審査員をしてくださっている県立大学システム科学技術学部の菊地英治先生が御自身の体験に基づく生ごみの減量化提案を寄せてくださいました。
生ゴミの減量化で最も効果があるのは、野菜用のネットです。野菜売り場で、ジャガイモやタマネギなどを数個ずつ入れているやつです。
野菜屑をこれに入れて二〜三日、干しておくと、たいてい乾いて干からびます。また野菜だけなら臭いません。夏は外に、冬は暖房の効いた室内に干しておけます。干からびさせると嵩も減りますし、重さも何分の一かに減ります。干からびた野菜をネットから出してゴミ袋にためておけば良いのです。
私は一人暮らしをしていた頃、三食とも自炊していましたが(昼食は弁当)、野菜屑をこうするだけで、生ゴミの排出回数が年に三〜四回で済みました。
家族が多いと難しいかもしれませんが、一度試してみてください。