2025/03/18

「秋田県こどもエコクラブサポーターズ Webミーティング」を開催しました!

 

 当センターでは、秋田県からの委託事業として、今年度より新たに「こどもエコクラブ秋田県地域事務局」の役割を担っております。

 この度、全国事務局の東 尚子(あずま しょうこ)氏を講師にお招きして、サポーターズWebミーティングを開催いたしました。

 

 開催日時、参加人数は以下のとおりです。

 

〇開催日時:令和7年2月5日(水) 15:30~16:30

〇参加人数:15名(講師、事務局含む)

 

 開催内容は以下のとおりです。

 

〇講 話:「楽しもう!こどもエコクラブ」

講 師:公益財団法人日本環境協会 こどもエコクラブ全国事務局 東 尚子 氏

 

内 容:東氏より、スライド資料を画面で共有していただきながら、活動の継続のコツを含めた、活動バリエーションを増やすための情報を提供していただいた。

  <全国のクラブ登録状況>

   ・こどもエコクラブ 2,193クラブ

   ・メンバー(子どもたち):92,274人

   ・家族・親族クラブが一番多い(コロナ禍も一因)

  <秋田県のクラブ登録状況>

   ・こどもエコクラブ 40クラブ 全国で15位

   ・メンバー(子どもたち) 3,923人 全国で7位

   ・サポーター 720人 全国で17位

   ・学校のクラブが一番多い

  <こどもには、「ビックリ!」「なんで?」が必要だ>

   ・子どもならではの新鮮な視点での「ビックリ!」や「なんで?」からすべては始まる。
   ・感性や知的好奇心が刺激され、「なんとかしたい!みんなに知ってほしい!」という思いが活動につながる。
   ・子どもたちのビックリする顔を見逃さないように、楽しみながら活動すると大人もより楽しい。

  <活動を続けるコツ!>

   ・活動や意欲を盛り上げる楽しいツールやWebサイトなどの紹介。

   ・イベントやコンクールにクラブとして受賞を目指して挑戦してみる。

   ・全国事務局に活動レポートを送ると専門家からのアドバイスが届く、
    他のクラブから「いいね!」がもらえる。

   ・秋田県事務局に頼ってみる。専門家を先生として招きたい(環境の達人派遣)、
    他のクラブとコラボレーションしたいと申し出てみる、講話をオファーする等。

 <参加者の自己紹介>

   ・事前に各自準備した、「自己紹介カード」をもとに、
    最近感動したことやおすすめのエコ〇〇について、
    順番に発言。(自己紹介カードの内容は別紙のとおり)

   ・東さんからもそれぞれの自己紹介についてコメントをいただき、
    「皆さん、活動のネタに困ったらこれやってみよう!って思い出してください!」
    「この2つのクラブはコラボレーションできるのでは?!」などのアドバイスをいただいた。

  <まとめ>

    大人が楽しくやっていると、子どもたちに伝播して、みんなが楽しくなってくる。
    環境を守る=きれいな空気、きれいな水、きれいな街
         =私たち人間が気持ちよく生活できる
         =それって人間が幸せだな~と思える世の中ってこと!
    つまり、環境を守る=私たちの幸せのため
    こどもエコクラブで楽しく!元気に!活動していきましょう。

    以上
    ※質疑応答の時間が取れなかったため、参加者にメールでアンケートを送っております。

〇開催の様子 (秋田県事務局のある林泉会館2階会議室では数名が一緒に参加しました。)

 ◎参加者による自己紹介カードの内容(抜粋)

「最近うれしかったこと・感動したこと」

・英検準2級 合格!

・Google Japanにインターンシップで行けたこと

・雪があまり降らなかったこと

・学校帰りに虹を見た!

・飼い猫二匹と寝られてうれしかった

・雪が降って、動物の足跡を目にすることが多くなった。なんだろう?と想像するのが楽しい。

・秋田市の近くの太平山の冠雪が夕日で照らされ、素晴らしい光景であった。

・12月に家の庭先で雪景色と紅葉を同時に見ることができた

・北へ帰る白鳥やガンなどの渡り鳥がV字隊形で飛んでいく光景が見られる時期になり、秋田にも春の足音がそこまで来ていると感じた。

・我が子が節目に当たる年だったので、色々な場面で成長を感じられたこと。

・来年から小学校に入学する我が子が、朝自分で起きて準備できるようになったこと。

 

「私のオススメ エコ〇〇!」👉活動のバリエーションを増やすヒント!

・日頃から節水・節電を心がけて活動しています。

・外来生物を肥料にした、「エコ肥料」!

・エコバック!海のプラスチック問題を知り、環境にやさしいのでオススメです。

・アメリカザリガニのパウダーから作ったエコグミワーム(釣りの疑似餌)!製品化も目指しています!

・ラベルがないペットボトル

・家庭菜園。シソがオススメ!(簡単でコツ要らず、香りが良いです!)

・スポGomi甲子園!競い合いながらゴミ拾いができる!

・ザリガニ釣り

・水生生物の観察はメンバーも大人も真剣、夢中!

・小学校の裏山で「けつじょり(尻滑り)」した!

・森吉山の樹氷は素晴らしい!ロープウェイで気軽に登れ、蔵王にも負けない光景!

・除湿剤に溜まった水は塩化カルシウムなので、融雪剤として活用できるのでオススメ!

・牛乳パックは色々活用できます!まな板に開いた牛乳パックを敷いて色の濃い野菜を切れば、まな板に色が着くのを防げるし、表面を剥がすと揚げ物の油を吸い取ってくれてエコです。

・あきたエコフェス!こどもエコクラブのみなさんもぜひ参加してください。

・町内子供会で雑誌を使った写真立て作りやエコキャンドル作りを企画して、「環境の達人」という秋田県の事業を活用して講師を派遣してもらった。

・環境あきた県民フォーラムが県内のこども園、幼稚園、保育園を対象に行っている「エコぬりえ」!6年目を迎え、今年度はなんと70園以上で取組んでいます!

 

来年度もまた、こどもエコクラブミーティングを開催する予定です。