2025/07/31

ケンタロ・オノ氏講演会で地球温暖化を考える! in 小坂町

 2025年516日、小坂町のセパームで、小坂町では初めてとなる日本キリバス協会代表理事のケンタロ・オノ氏による講演会を開催しました。小坂小学校5年生から小坂中学3年生を対象に、地球温暖化とSDGsについて深く考える貴重な機会となりました。

   

▲ 講演会の様子 ▲

  講演では、地球温暖化の深刻な影響に直面している南太平洋の島しょ国キリバスの現状が、ケンタロ・オノ氏の具体的な体験談やスライドを通して紹介されました。子どもたちは真剣な表情で、遠い国の現状と自分たちの未来について考えました。
 特に印象的だったのは、「小坂川が世界の海とつながっている」という視点からの話です。これにより、地球規模の課題が、日々の生活や身近な環境と密接に関わっていることを実感できたことと思います。

  参加した児童・生徒の皆さんからのアンケート結果と感想をいくつかご紹介します!

 

問1. お話を聴いて、どのように感じましたか?

  

   

 

問2. お話を聴いたことをきっかけに、自分の行動がどう変化しましたか?

  

  

   

感想(抜粋)

地球温暖化はキリバスだけの問題ではなく、日本や世界にも関係していることを知って、「自分にもできることはあるのか?」と考えてみようと思いました。

食べ残しを出さない、リサイクルに取り組むことはできるので、少しずつでもやっていきたいと思いました。オノさんが言った「希望をなくさない」ということを覚えておきたいです。

今日の話を聞いて、ポイ捨てされていたら自分から積極的に拾うようにしようと思いました。ペットボトルのキャップを回収をたくさんしようと思いました。キリバスのためや、みんなや自分のためにできることがあったらやろうと思いました。

ペットボトルがキリバスに流れていってゴミがたまっているこを知ったし、CO₂が増えすぎてしまって、宇宙に逃げていくはずの熱が逃げなくなって、地球の温度が上がっていくのが分かりました。キリバスにゴミがたまっていかないように、川や海にゴミを捨てないようにしたいです。

オノさんが食品ロスのことを動物の命をむだにしていると言っていて、本当にそうなだと思いました。

今、自分たちは普通の暮らし・生活をしているけれど、他の国・島の人たちは、今苦しんでいたり、大変なことが起きているということが分かりました。2050年に地球全体に大変なことが起きてしまうと教えてもらって、自分にできることはしたいと思いました。

小さいころから南の島にあこがれて、テレビで見たキリバスに希望を抱いて本当に高校に行けたのがすごい。キリバスの人たちを救うために、プラスチックゴミをリサイクルしたい。

小坂川からケンタロさんの国までゴミが届いて、ゴミを減らすためには人間の力が必要なことが分かりました。

今日の講演会で、地球温暖化はたくさんの悲しい影響があって、人間の責任があることが分かった。

自分でできるSDGsを探して世界中の環境をよくなるようにしたいです。また、地域のボランティアなどに参加したいなと思いました。

食べ物を残してしまうときがあるので、これからはあまり食べ残しをしないようにしたいです。

オノさんの「今まで何してたの?」がとても心に残りました。テレビなどでSDGsのことはたくさん報道されているけれど、何もしていない人がたくさんいることを疑問に思いました

海面が上がることで、いつか日本も沈むのかなと思いました。やばいなあと思いました。

地球温暖化の影響で自分の故郷や大切な人がいなくなってしまったりするのが怖いなと思いました。

他人事だと思わず、自分事として環境を守る取組みをしていきたいと思いました。

 

 今回の講演会が、小坂町の児童・生徒の皆さんにとって、地球温暖化やSDGsを「自分事」として捉え、行動する大きなきっかけとなったことを大変嬉しく思います。ぜひ、皆さんで行動の輪を広げていきましょう!