2023/07/03

令和5年度環境あきたエコ活動支援助成金の申請に、6団体から応募がありました。

 6月17日に開催された審査会において、申請書類やプレゼンテーションによる審査を行った結果、6団体を助成金交付団体として決定しましたので、お知らせします。

「環境あきたエコ活動支援助成金」の制度とは・・・・・
 秋田県では、環境保全の意義や重要性について県民の理解を深め、豊かな水と緑あふれる秋田を将来へ継承していくため、民間団体が自主的に行う環境保全活動を助成する制度を設け、その活動を支援していきます。(助成金の上限額:助成対象経費の9/10以内とし、上限30万円)

【審査項目】
  ①活動の公益性   ②活動の具体性   ③費用の妥当性   ④活動の継続性
  ⑤活動の独創性   ⑥活動の新規性

【申請件数・交付決定件数】

令和5年度

【参考】過年度の実績

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

申請件数

6件

8件

7件

9件

11件

交付決定件数

6件

8件

7件

9件
(うち事業中止1件)

9件

【助成金交付団体】

団 体 名 事  業  名 事    業    の    概    要

① 秋田県
  スキューバー
  ダイビング連盟
  (秋田市)

「私たちの海を知る
~ダイバーによる海洋ゴミの清掃と調査活動~」

男鹿半島の各地域において
①水中ごみの回収作業ダイブ(水深5~20mの範囲)
・7~9月 計4カ所
・調査ダイブごとの水中景観(ゴミ溜まり)の撮影(動画、写真)。
・回収ゴミの分類を記録(個数、重さ、特徴などのレポート作成)
②陸上(浜、ビーチ)クリーンナップ
・7、9月の2回
③調査報告書の作成 ~11月末日まで
・調査結果報告書の送付(会員、関連団体、協力団体)

② 三湖伝説協議会
  (潟上市)

八郎湖集水域の河川に注目した保全事業

①チラシ及ポスターを作成後、潟上市や秋田市の小、中、高等学校に配布
②講演会の開催
・テーマ:「アオコの生態」
令和5年7月下旬(会場・秋田県立大学(仮))
講師:秋田県立大学 生物資源化学部 岡野邦宏 准教授
・テーマ:「二枚貝や動物プランクトンによるアオコの防除」
令和5年9月中旬(会場:潟上市市民センター「かたりあん」(仮))
講師:琵琶湖博物館 学芸員 菅原巧太朗氏
③講演会実施後体験会を実施
八郎湖流域河川で二枚貝の採捕調査を行うと同時に、河川には農業用マルチなどの底生動物の生息を妨げるゴミが散乱している状況が事前調査で明らかになっているので、河床の清掃活動も行う。

③ NPO法人
  鳥海山麓
  グリーンネット
   (由利本荘市)

環境保全と維持する地域循環型農業を学ぶ事業

①桃野畑地周辺環境調査 5月14日(日)
 ・ナバナ山菜収穫会の実施、周辺環境調査と体験企画の検討 
②桃野畑高原野菜収穫体験 8月6日〜27日期間中3回開催 一般対象
 ・トウモロコシ、玉ねぎ、ジャガイモ等高原野菜収穫体験 試食の実施
③鳥海高原の地域循環型農業の学習 8月20日(日) 秋田市対象
 ・桃野畑地のトウモロコシの収穫体験
 ・耕畜連携地域循環の学習
 ・花立牧場におけるスマート酪農の見学
④事業報告及び保全活動体験企画検討会 11月中に1回 協力・賛同者向け

④ アースデイ男鹿
  実行委員会
  (男鹿市)

「アースデイ男鹿2023」

①4.22(土)男鹿駅前ハブアゴー広場にて、アースデイ実行委員会主催で『アースデイ男鹿2023~みんなで育てる地球~』開催。
・チラシ・ポスターを作製後、男鹿市内各所に配布掲示。
・男鹿の自然について理解を深める各活動の実施内容を紹介するブースを設ける
 (ワークショップやクイズ等の市民参加型企画イベント開催。)
・地域環境への負担を減らす活動(リユース・リデュー・リサイクルの3R
・廃棄物の再利用促進で、有機肥料を作るためのぼかし作り講習。
・地元資源の活用。特産わかめの廃棄物を活用した加工品の生産・加工
(男鹿海洋高校生による取組や生産プロセスの紹介)
②意識醸成と啓発の充実。
・年二回市内学生達と市民を対象に男鹿市民文化会館にて、講演会・研修会・ワークショップ・パネルディスカッションの実施。
(講師:加藤肇子氏、船木和則前海洋高校長)
③廃棄物再利用で有機肥料を作るためのぼかし作り講習会を実施。

⑤ ときめき工房・
  ねま~る
  (能代市)

アースディ能代
~みんなで育てる地球~

4月22日(土)(世界共通アースデイの日)に「アースデイ」イベントを開催。
②5月19日(金)渟城幼稚園で活動プレゼンテーション。
619日(月)男鹿海洋高校視察。
・海の環境保全を大高英俊教諭(食品科学科)から学び、秋田県が誇る水産、加工技術を見学。身近な海で獲れた商品にできない魚(未利用魚)の加工(缶詰など)新商品開発も視野に6次産業化を学ぶ。
・魚の加工、缶詰製造実習の日程について相談。
(パッケージデザインは能代で実行委員が作成)
④8月17日(木)から始る「能代宇宙イベント」市内(落合海岸)での海岸清掃に参加。海の環境状態の現状を確認。
⑥9月「ハックルベリー」の収穫を実行委員で行い、1月28日(日)(地球環境フォーラム)で発表展示するお菓子づくりの計画立案。
⑦令和6年1月28日(日)アースデイ能代、アースデイ男鹿が中心となって「地球環境フォーラム」を能代市文化会館(中ホール)にて開催。

⑥ 菜の花いろ
  プロジェクト
    (羽後町)

菜の花トーク

①山田征講演会 7/30() 1400-1630 於西馬音内盆踊り会館
・農家と直接関わりながら、共同購入グループを主催
地元の学校給食に有機農産物の他、食材全般を17年間に渡り搬入した体験をもとに、食の大切さを語る。
・原発や自然エネルギーの諸問題について語る
「農山漁村再生可能エネルギー法」について解説する。
②佐伯康人講演会 9/30() 時間・場所未定
・佐伯氏の体験談・実践例・活動の様子を語る
農薬・肥料・除草剤を一切使用しない、安心・安全・おいしさを追求した自然栽培の生産者であり、それを全国に広げる先導者として活躍している
③佐伯康人氏指導の下、実際に畑で自然栽培法を学ぶ