秋田の環境マネジメントや省エネルギーの情報発信! NPO法人環境あきた県民フォーラム
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ACCCA 秋田県地球温暖化防止活動推進センター

 

お役立ち環境用語


あ 行
ISO(国際標準化機構)
  物質及びサービスの国際交流を容易にし、知的、化学的、技術的及び経済的活動分野における国際間の協力を助長するために、工業規格の世界標準化とその調整を図る目的で設立された国際的な非政府組織機関です。
⇒詳しくは、こちらから

ISO9000/14000シリーズ
  国際標準化機構(ISO)が定めた国際規格です。
ISO9000シリーズが品質システムに関する一連の規格で、ISO9001、ISO9002、ISO9003が品質保証規格、ISO9004が品質管理指針となっています。ISO14000シリーズが環境管理・監査に関する規格の総称です。これらは、製品そのものの規格ではなく、業務のプロセスに関する規格です。
ISO14001は、環境マネジメントシステム、環境監査、環境ラベル、環境パフォーマンス評価、ライフサイクルアセスメント、用語と定義の規格に大別されています。
このうち、環境マネジメントシステムに関する規格は、生産、流通、廃棄などの一連の事業活動における環境保全対策を体系的に(1)計画立案し、(2)実行し、(3)チェックし、さらに、(4)改良していくシステムとして平成8年9月に制定され、企業はもとより自治体での認証取得も活発になっています。

愛鳥週間
  5月10日から16日の1週間。この時期がちょうど野鳥の繁殖期間に当たるため、この週間行事を通じて愛鳥の精神を普及しようとするもの。

アイドリング・ストップ
  大気汚染防止及び地球温暖化防止などを目的として、自動車の停車中にエンジンを不必要にアイドリングすることを自粛することです。環境庁では、平成8年度の環境月間を契機に全国的な実践行動としての「アイドリングストップ運動」を提唱しています。

アオコ(青粉)
  窒素やリンなどの多い富栄養湖沼において、植物性プランクトン(主として藍藻類)の異常増殖により、水面が緑色あるいは青色に変色する現象をいいます。
アオコが発生すると透明度が低下したり、着臭等により、上水道への利用が不適当となります。さらにアオコが死滅する際、悪臭を発生するとともに水中の溶存酸素を奪うため魚介類が多量に死んでしまう場合もあります。

青潮(アオシオ)
  リン、窒素などの栄養塩類によって海水が富栄養化し、プランクトンが大量発生することがある。このプランクトンの大量発生により低層に貧酸素水塊ができ、それが風などによって岸近くの水の方面に移動し、青色ないしは白濁色を呈する現象を青潮という。青潮の発生により、アサリなどが死滅することがある。

赤潮(あかしお)red tide/akashiwo
  黒潮は海流ですが、赤潮と青潮は海水の異常な現象をいいます。赤潮はプランクトンが異常発生し、海水が赤っぽくなる現象で特に夏場に多く発生します。青潮は海底の酸素の少ない海水が風などの影響で上昇して、魚介類に影響を及ぼす現象です。海水は青色か乳白色になります。赤潮、青潮が起きる大きな原因は、海の汚染です。

アメニティ(Amenity)
  「快適な環境」のことを指し、生活環境の評価の要素−安全性、保健性、利便性、快適性−のそろった、生活の場所として望ましい状況をいいます。
⇒詳しくは、こちらから

雨水浸透ます
  地下水のかん養を図るため、雨水を地下に浸透しやすくするための設備。

硫黄酸化物(SOX)
  硫黄の酸化物の総称で、SOXと略称されます。二酸化硫黄(SO2:亜硫酸ガス)、三酸化硫黄(SO3:無水硫酸)などがあります。そのうちで大気汚染の主役と考えられているものの大部分は亜硫酸ガスです。環境中の硫黄酸化物は、主として工場や火力発電所で、重油、石炭を燃焼する際、その燃料中に存在する硫黄分が硫黄酸化物となり排出され大気汚染や酸性雨の原因となります。刺激性が強く、1〜10ppm程度で呼吸機能に影響を及ぼします。ここ数年、秋田県内の大気測定局21局では、環境基準をクリアしているところがほとんどである。

一酸化炭素(CO)
  炭素化合物の不完全燃焼により生成する無色・無臭の気体で、生理上極めて有毒で、血液中のヘモグロビンと結合し酸素の供給を阻害して、組織に酸素欠乏の状態を起こし、中枢神経をマヒさせたり、貧血症を起こしたりし、ひどいときには窒息にいたります。主要な発生源は、自動車排出ガスです。

一般廃棄物
  廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)で規定されている産業廃棄物以外の廃棄物のことをいいます。
一般廃棄物は、日常生活に伴って排出される家庭系一般廃棄物と事業活動から排出されるごみのうち産業廃棄物に区分されない事業系一般廃棄物があります。
具体的には、家庭系には一般家庭から排出される紙ゴミ、ペットボトル、生ゴミなどがあり、事業系には事務所から出る紙ゴミや商店から出る商売上の包装くずなどがあります。
⇒詳しくは、こちらから [ 秋田県廃棄物関係情報 ] [ 廃棄物ってなに?(美の国あきたネット) ]

稲わらスモッグ
  稲の収穫後農業経営の省力化、機械化のために稲わらを焼いてしまっていたが、最近まで行われており、その時に出る煙が大気中に漂い,スモッグのように大気汚染物質を含んでいるのでそう呼ばれた。現在は循環利用指導されはじめ、少なくなってきている。

イバラトミヨ雄物型
  トゲウオの仲間で湧水地帯に生息しています。湧水の消失により絶滅する危険性が高く、県では絶滅危惧種TA類にランクしています。秋田県に生息しているのは「イバラトミヨ雄物型」と「トミヨ・淡水型」の2種で、前者の背中のトゲの部分の膜は黒色、後者は透明。

エコタウン
  ゼロ・エミッション構想を基本とした、自然にやさしい環境と調和した町づくりが進められている地域のこと。

エコツーリズム
  多種多様な動植物が生息する天然林や国立公園などで行う自然に親しむことに重点をおいた観光をいいます。森林を管理する側からは、バッファー・ゾーンに宿泊施設、遊歩道などの施設を設けることにより、厳正な保存地域への立ち入りを防ぎつつ啓発活動を行うとともに、地域の収入増を図ることができます。利用者側からは、通常では親しむことが困難な野生動植物の観察等、その生態系を利用したレクリエーションを行うことができます。
[ 日本エコツーリズム協会 ]

エコマーク
  環境への負荷が少ないなど、環境保全に役立つと認められる商品に付けられる環境認証マークです。(財)日本環境協会が実施する環境保全型商品推進事業(エコマーク事業)のシンボルとして図案されたもので、「私たちの手で地球を、環境を守ろう」との気持ちを表しています。
⇒詳しくは、こちらから [ グリーン購入 ]

SS(浮遊物質量:Suspended Solid)
  水中に浮遊している物質の量をいい、一定量の水をろ紙でこし、乾燥してその重量を測ります。数値(mg/l)が大きいほど水質汚濁の著しいことを示しています。
環境基準 河川 AA〜B 25mg/l以下
C 50mg/l以下
D 100mg/l以下
湖沼 AA 1mg/l以下
A 5mg/l以下
B 15mg/l以下
排出基準 第1種地域 70mg/l
第2種地域 120mg/l

エルニーニョ(神の子)現象
  南米エクアドルからペルー沿岸に起こる海水温の上昇現象で、通常よりも水温が異常に上昇し、水温の上昇海域がペルー沿岸だけでなく、日付変更線付近まで数千km以上広がった現象。異常気象を引き起こすことが多く、局地的な大雨や干ばつになり、大災害になったり、農作物も影響を受けたりする。
⇒詳しくは、こちらから

オゾン層
  地表10〜50qの成層圏には、オゾンが高濃度で分布するオゾン層が存在しています。オゾン層は、生物にとって有害な紫外線を吸収するため、生物の生存には不可欠なものですが、近年、フロン等の物質により破壊され地上に到達する有害紫外線の量が増加し、人の健康や生態系などに悪影響が生じる恐れがあるとされています。
⇒詳しくは、こちらから

オゾンホール関連
  南極域上空では、冬から春にかけて上空を取り巻く強い渦状の気流が生じるため冬季には極めて低温になり、極域成層圏雲と呼ばれる雲が生じる。オゾン層破壊物質が分解してできた塩素や臭素は、この雲の粒子表面での反応で活性度の高い状態に変換されます。そして春になって日が当たるようになると、これらが分解して塩素原子や臭素原子を生成し、オゾンの破壊反応が進行しやすくなり、オゾンの量が大きく減少してしまう。この減少の生じた領域。

【オゾン層破壊物質】
フロン、ハロン、1,1,1−トリクロロエタン、臭化メチルなど、オゾン層を破壊する可能性のある化合物の総称。これらの物質が太陽からの強い紫外線を受けると、光分解されて塩素原子や臭素原子を発生し、これが連鎖的にオゾン分子と反応することによりオゾン層を破壊します。

⇒詳しくは、こちらから

温室効果(Greenhouse Effect)
  地球の表面は、太陽光線を受けて暖まり、その熱は赤外線の形で空気中に放出され、これが大気を通過して宇宙空間に出ていくことにより、地球に出入りする熱は均衡がとれ、地表の温度は一定に保たれています。
しかし、二酸化炭素、水蒸気、メタン、亜酸化窒素などは、特定の赤外線を吸収して熱を宇宙に出さないため大気の温度が上昇します。これらのガスが温室のガラスと似た作用をすることからこれを温室効果といいます。

温室効果ガス(Greenhouse Gas)
  赤外線を吸収する作用をもつ気体の総称です。この温室効果ガスの増加により、地球全体がまるで「温室」の中のように気温が上昇する現象が地球温暖化です。
平成9年12月の地球温暖化防止京都会議で削減対象となったものは、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六フッ化硫黄の6種類です。

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