|
継続的に摂取した場合に、発がん性や慢性毒性など人の健康を損なうおそれがある物質で大気汚染の原因となるものをいいます。現在、234種類の有害大気汚染物質がリストアップされています。そのうち、トリクロロエチレン、ダイオキシン類等22物質がモニタリング(監視)等の優先的取組物質となっています。
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンおよびダイオキシン類については、環境基準が定められています。
環境基準 |
大気 |
ベンゼン |
1年平均値が0.003mg/m3以下 |
トリクロロエチレン |
1年平均値が0.2mg/m3以下 |
テトラクロロエチレン |
1年平均値が0.2mg/m3以下 |
ジクロロメタン |
1年平均値が0.15mg/m3以下 |
ダイオキシン類 |
1年平均値が0.6pg-TEQ/m3以下 |
水質 |
ベンゼン |
1年平均値が0.01mg/l以下 |
トリクロロエチレン |
1年平均値が0.03mg/l以下 |
テトラクロロエチレン |
1年平均値が0.01mg/l以下 |
ダイオキシン類 |
1年平均値が1pg-TEQ/l以下 |
土壌 |
ベンゼン |
検液1lにつき0.01mg以下 |
トリクロロエチレン |
検液1lにつき0.03mg以下 |
テトラクロロエチレン |
検液1lにつき0.01mg以下 |
ダイオキシン類 |
1,000pg-TEQ/g以下 |
|
|