秋田の環境マネジメントや省エネルギーの情報発信! NPO法人環境あきた県民フォーラム
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ACCCA 秋田県地球温暖化防止活動推進センター

 

お役立ち環境用語


ま行
マイバッグ運動
  自分の買い物袋を持って買い物し、レジ袋を使わないようにする運動のこと。レジ袋を有料にしたり、レジ袋を使わなかった時にスタンプを押して、スタンプがたまったら商品券と引き換えるなど、マイバック運動を支援する取り組みを展開するスーパーも増えている。また、最近ではペットボトルをリサイクルした買い物袋や、おしゃれな買い物袋も販売されている。
[ようこそふろしき研究会へ]

松くい虫被害
  松林は飛砂防備や防風、保健休養の面で重要な役割をしている。夏以降、松の木が急に赤くなり、数週間から数カ月で枯れてしまう現象。当初「マツノマダラカミキリ」を媒体として伝染する松くい虫(マツノザイセンチュウ)という線虫が、松材内の細胞を破壊することが主要因とされ、国は1977年に時限立法の「松くい虫防除特別措置法」を制定、再三延長して大々的な農薬散を行ってきたが、効果に疑問があったり生態系への影響が大きいため同法は97年に廃止された。最近、大気汚染や酸性雨、土壌・立地条件の劣悪化による影響が大きいとする意見が注目されている。
秋田県の松くい虫の被害は昭和57年に象潟町で初めて確認されて以来、被害地域が拡大し、平成13年度には69市町村中、53市町村に及んでいる。また、被害量は平成13年度で前年比61パーセントの22,643uと減少しましたが、依然高水準で推移している。

マニフェスト伝票
  (財)日本産業廃棄物処理進行センターが発行するマニフェスト帳票類をいう。廃棄物の委託から最終処理までをトレース管理する為の帳票。特別管理廃棄物には使用を法律で義務づけられている。産業廃棄物への使用も98年12月から義務となる。

水の日
  水資源の貴重さと水資源開発の重要性について国民の理解を深めるため、1977年に毎年8月1日を「水の日」とすることが定められた。同日を初日とする1週間は「水の週間」とされ、各地で水に関する行事が実施されている。この日に決まったのは、8月上旬に渇水や大雨など水への関心が高まっているため。一方、1992年には国連において「国連水の日」が毎年3月22日に定められた。これはアジェンダ21(持続可能な開発のための行動計画)を受けて決まったもので、世界レベルで水不足や水質汚濁、淡水資源の安定供給の重要性を訴えている。

水辺の樂校
  河川を自然体験、自然学習の場として活用する事業のこと。国土交通省河川局が1996年から進めているもので、教育関係者や自治体、住民、NPO、ボランティア団体、河川管理者などからなる地域連携体制を構築し、横のつながりの強化を目指す。それにより、ただ単に自然環境を復元、創出するだけでなく、整備された水辺をその地域で最大限に活用されるような仕組み作りを進める。これまでに200カ所近くの地域で活動が展開されている。

ミックスペーパー
  名刺大以下の古紙、新聞紙等の紙質を持っているもので、古紙の回収ルートに乗せられない物を集めてトイレットペーパーに再生するシステム。
広報秋田 あきた不思議発見 藩政時代のリサイクル

緑の回廊
  森林(保護林)と森林の間を緑で連結し、野生動植物の移動経路を確保すること。また、確保された移動経路のこと。
森林や保護林は孤立して存在することがほとんどであるが、それらを相互に連結することで森林の機能が更に向上し、広範囲にわたって効果的に森林生態系を保護できると期待されている。現在、八ヶ岳や白山山系などが緑の回廊として設定されている。
緑の回廊計画

緑の国勢調査
  河川や湖沼、海岸など自然環境の現状と改変状況を、植生や野生生物の生息状況と併せて把握するために行われる調査のこと。旧環境庁が昭和48年から始め、現在は環境省が行っている。概ね5年を一区切りとして実施される。日本列島は南北に長く、山地が国土の約4分の3を占め、平野、盆地、丘陵地などが分布するなど地形も複雑で、四季の変化が明確である。こうした条件により、決して広くはない国土に多岐にわたる植生、生物種が広がっている。この自然環境を適正に保全していくために、現状把握は必要不可欠である。
秋田市環境特性図集

ミュンヘンサミット
  93年度中に気候変動枠組み条約の批推すると同時に、地球環境保全のための国別行動計画を公表することを合意。

無洗米
  表面についたヌカを特殊な方法で除去した米のこと。炊く前にとぐ必要がないという便利さに加え、環境への負荷が低いことも注目されている。全国無洗米協会のホームページによると、1合の米から出るヌカの量は大スプーン1杯。1日1人当たり平均200gの米を消費するとすると、全国で1,000トンになるという。通常、ヌカはとぎ汁として流しから廃棄されるが、下水道などが整備されていない地域では公共用水域の汚濁を引き起こすことになる。工場でヌカを除去しておくことで水質汚濁の防止につながるうえ、除去したヌカを園芸肥料としてリサイクルする資源循環の取り組みも始まっている。
[全国無洗米協会]

名水百選
  日本全国の清澄な水から優れたものを選定し、広く紹介、認識普及を図ることを狙いに、環境省が昭和60年から行っている企画。選定条件としては、水質・水量・景観・親水性等の観点からみて保全状況が良好なこと、地域住民等による保全活動があることのほか、規模・故事来歴・希少性・特異性・著名度等が勘案される。これに基づき「全国水環境保全市町村連絡協議会」が設置され、「全国名水シンポジウム」が毎年開催されている。

メタンガス
  有機物の腐敗・発酵により発生する無色・無臭の可燃性のガス。おもに、ゴミの埋め立て処分場や下水の汚泥、家畜のふん尿の分解過程などから発生します。地球温暖化の原因になっている「温室効果ガス」のうち、二酸化炭素が占める割合は約6割。その次に多く排出されているのがこのメタンガスで、温室効果ガス全体の約2割を占めており、しかも、その温室効果は二酸化炭素の約10倍といわれています。最近では、メタンガスの排出量を削減していくために、発電エネルギーとして利用する研究も進められています。
環境チェックニュース


メタンハイドレート
  水分子とメタンガス分子で構成されるシャーベット状の物質。複数の水分子が籠状(クラスター)の構造を作り、籠の中にガス分子が入っているものをガスハイドレートと呼び、ガスがメタンの場合を特にメタンハイドレートと呼ぶ。永久凍土や深海に存在することが分かっている。新エネルギーとして期待されるメタンガスの供給源として、資源開発の検討が進んでいる。ただし、燃焼により硫黄酸化物など有害物質の排出は少ないものの、メタンガス自体が温暖化物質であるので、活用には十分な配慮が必要との声もある。
日本エネルギー学会

木質系廃棄物
  樹木の剪定枝葉や間伐材、おがくず、樹皮、わら等の植物系の廃棄物と、家屋の解体廃材や大型の家具、廃材などの建設系の木材廃棄物の総称。処理の方法としては現在焼却が中心だが、リサイクル促進の観点から、堆肥化やチップ化などさまざまな再資源化が行われている。最近では、木材ガスによる発電に利用したり、炭化プラントで製造した炭を床下調湿剤や土壌改良剤に使ったりするほか、樹脂と混合して建築用材として再利用する技術も開発されている。
新エネルギー財団

木質系ペレット
  木質系ペレットは、おがくずや木くずなどの間伐材、製材廃材、林地残材といった木質系の副産物、廃棄木材を粉砕し圧縮してできた固形燃料。水分が少なく、高温で燃焼できるためダイオキシンの発生を大幅にカットできる。また、木材の成分であるリグニンという物質が圧縮時の熱で融解し接着剤の役割を果たしているので、燃焼時に有害物質を出す心配もなく、地球温暖化防止効果もあることから、再生可能エネルギーとしての期待が高まっている。

モーダルシフト
  貨物輸送において、現在主流である自動車輸送の形態(モード)を、他の大量一括型輸送機関に置き換える(シフトする)こと。運輸省が中心になって進めていて、具体的には、トラック等によるCO2や浮遊粒子状物質などの排出ガス抑制や道路渋滞を解消するため、輸送形態を舟運、鉄道、航空機などに転換することで、環境負荷削減と物流の効率化の両方を狙う施策。特に、鉄道を使ったごみの広域輸送などが進みつつある。
会社と自分の環境学

モントリオール議定書
  成層圏オゾン層破壊の元凶とされるフロン等の規制に向け、オゾン層破壊物質の削減スケジュールなど具体的な規制措置を定めたもの。オゾン層保護のための国際的枠組みであるオゾン層保護条約(ウィーン条約、1985年採択)に基づき、1987年に採択された。これにより、特定フロン、ハロン、四塩化炭素などが1996年以降全廃となり、その他の代替フロン、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)なども順次、全廃となる。毎年、同議定書の締約国会議が開かれており、数年おきに改正を行って規制強化を図っている。
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