秋田の環境マネジメントや省エネルギーの情報発信! NPO法人環境あきた県民フォーラム
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ACCCA 秋田県地球温暖化防止活動推進センター

 

お役立ち環境用語


な 行
ナショナルトラスト
  すぐれた自然、身近な自然、さらには貴重な歴史的建造物を保全するため、地域住民や国民から寄金を集め土地や建物を買い取り、保存・管理・公開する運動です。
[ 社団法人日本ナショナル・トラスト協会 ] [ 財団法人日本ナショナルトラスト ]

ng(ナノグラム)
  重量単位。10億分の1グラムのこと。

鉛(Pb)
  鉛および鉛化合物は有害物質として古くから知られています。他の重金属と同じく原形質毒で造血機能を営む骨髄神経を害し、貧血、血液変化、神経障害、胃腸障害、身体の衰弱等をおこし強度の中毒では死亡します。金属鉛は常温では蒸発しませんが、粉じんとして吸入し、あるいは経口的に摂取するおそれがあります。

二酸化硫黄(SO2)
  硫黄化合物の一つであり、石油類や石炭、木材等の燃料中に含まれる硫黄分が燃焼時に大気中の酸素と結合して発生します。その他にも火山活動等の自然要因による発生もあります。
環境基準 1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であること。

二酸化窒素(N02)
  一酸化窒素(NO)と酸素の作用により等により発生する赤褐色の刺激性の気体です。水に溶解しにくいので肺深部に達し、しかも呼吸時の苦痛があまり激しくないので、はなはだ危険で急性中毒死の例が多く報告されています。
環境基準 1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること。

Nm3(ノルマル立米)
  0℃、1気圧下での気体体積を表すもので、主として排出ガス量等を表す場合に用いられます。1Nm3とは、標準状態(0℃、1気圧)に換算した1m3のガス量を表します。

内部環境監査
  事業体(会社、事業場等)が、その事業体内での環境管理に関する活動に関して、環境方針等のその事業体活動方針に合った活動をしているかどうかを、自ら確認する監査。この監査結果を基に活動、又は活動システムの改善を行う。

NaS電池
  液体ナトリウムと液体硫黄、特殊セラミックスを利用した蓄電池。自動車のバッテリーに使われる鉛蓄電池の約3倍の蓄電能力があります。この性質を使って、電力使用量の少ない夜間に充電して、昼間にその電力を使うという利用法が進めば、余分な発電所をつくる必要性がなくなるなど、電気の効率良い利用が可能となります。各電力会社とも2000年以降の実用化を見込んで開発中です。また、98年9月末からは、沖縄宮古島で太陽電池と組み合わせて電力を貯めて使うという実験も始まっており、天候に左右されやすい太陽光発電の弱点を補う役割も期待されています。

生ごみ処理機
  食品残さなどの生ごみを減容処理・リサイクルする機器。業務用と家庭用がある。堆肥化処理機は、機器に投入した生ごみなどの有機系廃棄物を攪拌・加熱・発酵して堆肥にするもので、発酵・分解促進のためにさまざまな土壌抽出菌などを利用する。同じく菌体を利用して生ごみを水と炭酸ガスに分解する減容機もあり、これらを合わせて微生物分解型という。また、生ごみを脱水、加熱・蒸発して減容する乾燥型や、空気遮断状態下で生ごみを間接加熱して炭化により減容化する炭化型などがある。基本的に臭気対策が必要となる。

生ごみリサイクル(コンポスト)
  野菜くずや残飯などの生ゴミを、堆肥に変えて活用すること。従来の「生ゴミ堆肥化容器(コンポスト)」は悪臭が発生しやすいことなどで敬遠されていましたが、最近は室内に置くタイプや悪臭・虫対策がなされたものが出回るようになり、人気を集めています。一般ゴミの1/3を占める生ゴミの減量と、有機肥料の製造がはかれ、まさに一石二鳥。一般家庭向けに補助を設け、普及に乗り出している自治体もあるほか、役所や学校、青果市場、空港などの公共施設でも導入が始まっています。
→詳しくは、カ行の[コンポスト化]へ

二酸化炭素[CO2]
  動物の呼吸や、石油、石炭などの化石燃料の燃焼によって発生する気体。炭酸ガスともいう。CO2と表記。大気の一成分であり、それ自体は有害ではないが、地上から放出される熱を吸収する温室効果があり、その濃度が高まると地球温暖化を招きます。二酸化炭素の排出量は、化石燃料の大量消費が始まった18世紀半ばの産業革命以降、急激に上昇しました。産業革命以前の濃度は280ppm程度だったが、2030年代には産業革命以前の濃度の2倍に達するとみられています。二酸化炭素の排出抑制は地球規模の課題です。

二次電池
  ニッケルやリチウムなど金属化合物による化学反応を利用して電気を作る化学電池のうち、充電によって繰り返し使用できるもののこと。乾電池のように使い切りの「一次電池」と区別してこう呼ばれ、蓄電池ともいう。生活の中で用いられる二次電池には、自動車のバッテリーなど大型のものと、携帯電話などの電源に使われる小型二次電池がある。後者については、資源有効利用促進法に基づく電池メーカー及び機器メーカーによる回収・リサイクルが、2001年4月から開始される。

日本水大賞
  安全な水、きれいな水、おいしい水にあふれる21世紀の日本と地球を目指し、健全な水循環系の再生において顕著な
取り組みを行っているNPO、NGO、学校や企業などに贈られる賞。対象となる活動分野は、水環境保全から水文化
まで幅広い。日本水大賞顕彰制度委員会(委員長=高橋裕世界水会議理事)が主催している。
日本水大賞顕彰制度委員会事務局

熱帯林
  世界の熱帯林が、すさまじい勢いで減少を続けている。その原因としては、建築などの用材の伐採、薪炭材の伐採、
焼き畑農業があげられる。熱帯地方では現在でも薪炭材が重要な燃料として使われており、その量は用材の4倍にも及ぶ。そのため薪炭材生産が農地開拓とともに森林破壊の主因ではないかといわれることもある。しかし、用材の伐採の際には大きな有用樹林のみならず、ほかの多くの樹木を傷つけているのが現状で、また運搬用につくられた道路を中心に、深刻な土壌侵食も引き起こしている。熱帯地方では用材は主要な輸出品目となっているが、再生可能な状態での森林利用の重要性が強く指摘されはじめている。

燃料電池
  メタノールなどから取り出した水素に空気中の酸素を化学反応させて電気と水を取り出す発電装置で、原理や動作
温度の違いにより固体高分子型(PEFC)、リン酸型(PAFC)などさまざまな種類がある。なかでも電解質に固体の高分子を使ったプロトン交換膜型燃料電池(PEM)は、自動車の動力源のほか家庭用電源として小型化・高効率化の研究開発が進められ、分散型発電の旗手として期待されている。
NEDO]

燃料電池車
  水の電気分解と逆の原理で、水素と酸素を反応させて電気をつくり、モーターを回して動かす自動車。酸素は空気中にあるので、あとは水素を外から補給する必要がありますが、現在、水素を自動車に貯蔵する「水素貯蔵方式」と、
メタノールを自動車に積んで化学反応で水素をつくる「メタノール改質方式」が開発の中心となっています。排気ガス等を出さないので、経済的な燃料電池車が実現すれば、ガソリンエンジン車に取って代わる新しい自動車の主流になると位置づけられており、世界中の自動車メーカーが研究中。2004年を実用化の目標としている独ダイムラーベンツや米フォードとともに、本田技研、トヨタ自動車、日産自動車も2003年の商品化を目指して激しい開発競争を
くり広げています。
NEDO

野焼き
  廃棄物を焼却設備を用いず野外で焼却すること。廃棄物の処理及び清掃に関する法律は、野焼き及びドラム缶など同法施行例で定める焼却構造基準に適合しない設備で焼却を行った場合、最高で1年以下の懲役または300万円以下の罰金を科すとしている。一般家庭での簡易焼却や、農地などでの野焼き、伝統文化行事やキャンプファイヤーなどは対象外。環境庁は平成12年、野焼き由来の悪臭防止を軸に中央環境審議会に悪臭防止法の改正を諮問したが、第147国会で改正された同法には盛り込まれなかった。

ノンポイント汚濁
 

河川や湖沼など公共用水域に流入する汚濁のうち、家庭や工場など特定の施設から排出される汚濁に対し、水田や畑、市街地の路面から雨天時に流出する汚濁物質など、広範囲から発生し、発生源を特定することが難しい汚濁のこと。工場排水などは排水基準による規制がかけられ、汚濁負荷の低減が進んでいるが、ノンポイント汚濁は、いわばどこからでも発生するとも言えるため、その対策は難しく、水質保全における大きな課題として研究が進められている。


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